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テクノロジー > IT・科学 > デザイナーのイ・スンイク氏、3Dバーチャルファッションショーを披露
3Dグラフィックス衣装デザインソフトウェア専門企業のクロバーチャルファッション(CLO Virtual Fashion)は、去る25日、イ・スンイクデザイナーが中国の紅棉ファッションウィーク(Hongmian Fashion week)で、自社のソフトウェア「CLO3D」を活用した3D仮想ファッションショーを成功裏に披露したと26日、明らかにした。
紅棉ファッションウィークは、広州ファッションウィーク(Guangzhou Fashion Week)の一部イベントとして、2009年から開始されており、韓国のデザイナーによる単独参加は今年が初めてだ。イタリアのあるファッション企業のCLO3D活用事例に接した後、3Dによる衣装製作技術に興味を持つようになったイ・スンイクデザイナーは、韓国生産技術研究院とのコラボレーションにより、今回の紅棉ファッションウィークで3Dバーチャルファッションショーを披露することになった。
25日に行われたファッションショーでは、CLO3Dを活用して設計された2015 S/Sコレクション20着と、2016 S/Sコレクション20着が公開された。
クロバーチャルファッションのCLO3Dは2DのCADパターンを呼び起こして3Dで衣装を製作することのできるグラフィック衣装デザインソフトウェアだ。生地の材質と物理的特性を再現して、多彩なパターンを画面上で生き生きと製作して見ることができ、実際の衣装サンプルがなくても結果をすぐに確認することができる。
イ・スンイクデザイナーは「今後もCLO3Dを活用した衣装デザインとバーチャルファッションショーを着実に進めていく予定で、より多くの韓国デザイナーがCLO3Dを介して、創造的なデザインに集中することで、世界的なデザイナーとして名を広めることを願う」と述べた。