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サムスンバイオエピスの「変形性関節症治療剤」欧州で発売

サムスン初のバイオシミラー、欧州へ輸出 

ヨーロッパでサムスンバイオエピス(Samsung Bioepi)初のバイオシミラー製品の発売が事実上確定した。

19日(現地時間)、欧州医薬品庁(EMA)の傘下機関であるCHMP(Committee for Medicinal Products for Human Use)は、サムスンバイオエピスの変形性関節症治療剤に対する使用を支持するとし、許可に肯定的な意見を出した。一般に、使用を支持する意見が出た場合は2~3カ月後には承認が決定される。したがって、2~3カ月後にはサムスンのバイオ製品が初めて輸出できるものと思われる。サムスンバイオエピスが開発したバイオシミラーは、アムジェン(AMGEN)社が開発しファイザー(Pfizer)社が販売している関節炎治療薬「エンブレル(Enbrel)」で、世界市場での年間売上高9兆5000億ウォン規模の関節炎治療剤だ。

サムスンバイオエピスは、来年上半期の米ナスダックへの上場を目指して準備作業を進めている。市場ではサムスンバイオエピスの上場後の時価総額を8兆~10兆ウォン規模と推定している。バイオ事業は李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が新樹種事業に指定して、サムスンが育成している分野だ。サムスンバイオエピスの最大株主(90.3%)は、バイオ医薬品の生産会社であるサムスンバイオロジックス(Samsung BioLogics)社だ。サムスンのバイオ事業はイ・ジェヨン副会長 - サムスン物産 - サムスンバイオロジックス - サムスンバイオエピスにつながる構造だ。

イ・ジェヨン副会長はサムスン物産の株式16.5%を持つ筆頭株主だ。
  • 毎日経済_イ・ドンイ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-11-21 21:41:27




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