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エイズの免疫治療剤、最初の臨床試験成功


  • エイズの免疫治療剤、最初の臨床試験成功
後天性免疫不全症候群(AIDS)の原因である「ヒト免疫不全ウイルス(HIV)」を抑制することのできる抗体療法に対する最初の臨床試験が成功的に終わった。

米国のハワード・ ヒューズ医学研究所(HHMI)とドイツのケルン大学 などの共同研究チームは、次世代エイズ、免疫治療剤と呼ばれる「3BNC117」の臨床第1相試験の結果、人体に無害で血液中のHIV濃度が低くなることを発見したと明らかにした。研究結果は、科学ジャーナル『ネイチャー』の最新号に掲載された。

研究チームは、抗体を利用した「手動免疫」療法を使用した。 HIVのような外部物質が私たちの体に侵入すると、体の内部ではこれを倒すことのできる抗体を作る。3BNC117は、HIVが私たちの体の免疫細胞であるCD4に付着するのを防ぐ役割をするが、突然変異が多いHIVの相当数を破壊することができることが分かった

米国ロックフェラー大学のマイケル・ヌッセンツヴァイク(Michel C. Nussenzweig)教授は「血液中のHIVの数値が高い患者8人の場合、体重1キログラムあたり30ミリグラムの高濃度を投与した」とし、「28日間でHIVの数値が最大250分の1に低下した」と説明した。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者/写真=photopark.com | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-04-13 17:12:30




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