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韓国 鍾根堂、希少神経疾患治療剤の安全性を確認


鍾根堂(チョングンダン)が開発中の希少遺伝性神経疾患の治療剤が安全性と薬剤耐性(多量・長期投薬時の薬効維持)の側面で可能性が立証された。

鍾根堂は国際末梢神経学会(PNS)年次学術大会で希少遺伝性神経疾患であるシャルコー・マリー・トゥース病の新薬「CKD-510」に対する欧州の第1相臨床試験と非臨床研究結果を18日発表した。

CKD-510は、ヒストン脱アセチル化酵素(HDAC6)を阻害する非ヒドロキサム酸(Non-hydroxamic acid)プラットフォーム技術を適用した新薬候補物質だ。今回の発表は、この技術を適用したHDAC6の阻害剤としては初めて公開された臨床結果だ。

鍾根堂によるとCKD-510は健康な成人87人を対象に行われた第1相臨床試験で薬物の優秀な安全性と薬剤耐性が立証された。薬物が体内で一定期間吸収され排出されるかを知ることができる体内動態プロファイルと容量増量によるHDAC6活性阻害でも有意義な結果が確認された。

鍾根堂はCKD-510の非臨床研究結果も発表した。疾患動物モデルを対象に行った非臨床研究でCKD-510はHDAC6を選択的に抑制し末梢神経系軸索輸送(物質が軸索を通じて移されること)機能を改善し、非正常なタンパク質凝集を防ぐことで運動機能を改善する薬物効能が確認された。鍾根堂の関係者は「欧州の第1相臨床試験の結果を基にシャルコー・マリー・トゥース病患者を対象とするグローバル第2相臨床試験を迅速に進める」と伝えた。
  • 毎日経済 | キム・シギュン記者
  • 入力 2022-05-18 17:20:49