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ミスターピザ、東南アジア3か国進出のための合作法人設立

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  • ミスターピザ、東南アジア3か国進出のための合作法人設立
△写真=MPKグループのチョン・ウヒョン会長(左)とYechiuグループのファンチョンション会長が13日午前(現地時間)、マレーシアのクアラルンプールで、ミスターピザの東南アジア3か国進出のための合弁会社設立契約を締結している [写真提供=MPKグループ]

地元ピザブランドの海外進出の歩みによどみがない。代表的国産ピザの「ミスターピザ」は、中国と米国に次いで、今後5年以内に東南アジアに200店舗を建てると宣言した。

ミスターピザを運営するMPKグループは13日午前(現地時間)、マレーシアのクアラルンプールで現地の非鉄金属製錬企業の「Yechiu」グループと、合弁会社の設立契約を締結した。ホンダ・日産・トヨタなどの世界的な自動車会社とパートナーシップを結んでいるYechiuグループは、強固な資金力を土台に最近、流通・外食分野に事業を拡大している。今回の協約にしがたって、両社は今後マレーシアやインドネシアとシンガポールなどの東南アジア3カ国に、ミスターピザのフランチャイズ事業を共同で進める。

来年の5月までにマレーシアに合弁会社を設立した後、ここを東南アジアの前進基地として、来年からそれぞれの国に店舗を開設する予定だ。MPKグループは2017年までに、インドネシアに50店、マレーシア30店、シンガポール20店など、合計100店舗を建てるという目標だ。特にYechiuグループは初期投資金として1000万ドルを提案したと伝えられた。

現在、ミスターピザは国内433店舗に続き、2000年に合弁会社の形で中国に進出し、現在は北京と上海や南京などに合計47店舗を運営している。特に昨年オープンした上海1号店は、開店1年半めで黒字転換に成功した。中国ビジネスの速度は比べようもなく速く、今年だけで100号店突破が有力であり、2017年には総1000店舗に拡大する予定だ。

ミスターピザは2007年に単独投資の方法で米国にも進出し、現在3つの店舗を運営しており、先月末にはフィリピンの大型外食企業WCGCとフランチャイズ契約を結んだ。来年4月初めにフィリピン1号店を開設した後、2019年までに当地だけで少なくとも100店舗を開設することにした。このことから、今回のマレーシアの合弁会社事業が順調に進めば、2019年には東南アジアだけで合計200店舗になるわけだ。

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  • < ミスターピザの国家別店舗数 >

チョン・ウヒョンMPKグループ会長は、「中国とフィリピンなどアジア市場で食料品事業が成功するには、現地パートナーとの合弁が最も重要だ」とし、「マレーシアYechiuグループの資本力とネットワークのノウハウをもとに、東南アジアでも中国に劣らない爆発的な成長を記録することになるだろう」と語った。

Yechiuグループが、外食事業拡大のパートナーとしてミスターピザを選んだのは、このブランドが持つ差別化戦略だ。ファンチョンションYechiuグループ会長は、「ミスターピザが地元の人たちの口に合う新しいメニューを絶えず開発してきた点に最も注目した」とし、「東南アジアでも、他のピザブランドを十分に圧倒するだろうと予想する」と語った。

事実、ミスターピザは中国市場を中心に、現地の消費者の口に合うメニュー構成を一番重要視している。ピザ以外にもさまざまな料理を注文する中国人の食習慣に合わせ、パスタなどのサイドメニューを大幅に強化したし、食の安全に敏感な地元の人たちのために、厨房を店舗正面に配置する形で信頼感を与えている。特に中国の店舗ではdough(ピザ生地)を回してダンスを踊る別名「ドショー」イベントが大きな人気を得ており、顧客を引き入れるところにかなり良い効果を出している。

イ・ヂェイMPKグループ部長は、「外食を遊び文化のように考える中国人を考慮して、見る楽しさを強調したイベントを企画したわけ」だとし、「東南アジアでも現地の人の嗜好を把握して、関連マーケティングを展開する計画だ」と語った。
  • 毎日経済_ソ・ヂヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-13 17:04:39




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