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制服には便器の82倍の細菌が生息、オーダーメイド型セルフ洗濯・管理法


制服に便器より何と82倍も多い細菌が生息しているというソウル大学生命科学部の研究チームの衝撃的な結果が出た。何よりも、冬服は大部分が毛織物やウールなどで作られているため、頻繁な洗濯が難しい上、湿気や虫に脆弱で管理もまた容易ではない。したがって、制服を着ていない休みの期間よりも格別に管理・保管をしてこそ制服の寿命を延ばすことができる。

制服のジャケット、シャツやブラウスなどは素材と洗濯法、保管法が異なるため、それぞれに合わせた管理が必要だ。

▶ ジャケット、ドライクリーニング後のビニールは必ずはがすこと

ジャケットや生地のベストはたいていウールや毛の含有量が高く、水洗いをする場合には変形や変色などになることがあるため、ドライクリーニングをした方が良い。この時、ビニールカバーの中に服をそのまま入れたまま保管すると、通風がうまくいかずに湿気が多かったり化学薬品が残っている恐れがあるため、ビニール袋は必ずはがすこと。もし汚れが心配ならば、ビニールカバーよりは古いシャツなどの衣類で覆ったり、通気性が良い素材のカバーを使用することをお勧めする。

▶ シャツはボタンをかけて洗濯すること

肌に直接触れるシャツやブラウスは、汗と細菌、分泌物などで汚れやすいため、洗濯により一層神経を遣わなければならない。服がゆがむのを防止するために、ボタンを全てとめて中性洗剤を解いたぬるま湯に5分ほど浸けた後、十分に洗い落とす。特に、垢がよく付く襟や袖の部分は中性洗剤やシャンプーをブラシにつけて優しくこするときれいに除去される。

アイロン後は湿気を完全に乾燥させた後、ワードローブに保管し、白いシャツやブラウスの場合、習字紙や韓紙で覆って保管すると、変色防止に役に立つ。

▶ ボトムスは酢希釈剤を使って洗濯すること

ズボンやスカート摩擦が多く、摩耗やテカりが生じやすい。ジッパーとボタンを締めてぬるま湯で洗濯した後、酢と水を1:2の割合で混ぜて服に噴きかけてアイロンをかけるとテカり除去に効果的だ。ただし、ウール素材が80%以上含まれたズボンやスカートは、洗濯時に形が変形したり収縮することがあるため、ドライクリーニングすること。

▶ ネクタイ・リボンは歯ブラシで優しくこすって洗濯すること

洗濯がおろそかになりやすいネクタイ、リボンなどのような制服のアクセサリーも必ず洗濯が必要だ。芯が入っているネクタイは誤って洗濯すると形が変形することがあるためドライクリーニングをし、芯などの付属物がなければ、中性洗剤を解いたぬるま湯に15分間浸した後、歯ブラシで優しくこすって垢を除去する。洗い落とす時には酢を使用すると光沢により一層効果的だ。洗濯後には、こすったり組まずに、そのまま水気を抜いた後、清潔なタオルで押して水気を取り除き、完全に乾燥させた後、かけて保管するのが良い。

それぞれに合わせた管理法で制服の寿命を延長させてみよう。
  • シックニュース イム・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-12-29 10:26:29




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