トップ > テクノロジー > 健康・医学 > 発毛促進ビタミンC化粧品、日本で突風を起こす

発毛促進ビタミンC化粧品、日本で突風を起こす


  • 発毛促進ビタミンC化粧品、日本で突風を起こす
△写真=東国原英夫氏の現代IBTの養毛剤を使用する前(左)と3カ月間使用した後の比較写真 [写真提供=現代IBT]

日本の有名芸能人出身で、2007年に宮崎県知事に当選し、政治家に変身した東国原英夫氏(58)。普段から後頭部の脱毛に悩んでいた彼は、去る4月と7月の二度にわたって自身のツイッターに驚くべき毛髪の変化を撮影した写真を投稿した。「ビタブリッドCヘアー」という養毛剤を使用する前と後の比較写真だったが、4月の写真では脱毛が目立っていたが、7月の写真では正常な毛髪状態に近かった。このように公開された二つの写真は、すぐに日本のマスコミに取り上げられて話題になった。彼はツイッターで、「ビタミンCの化粧品を使用した後、このような大きな変化がありました。写真を見ると、生えましたね」と明らかにした。ここに記載されたビタミンCの化粧品とは、韓国のバイオ技術で作られた「VC(ビタブリッドC)12ヘアー」という養毛剤だ。

養毛剤は医薬部外品の頭皮に関連する化粧品類で、プロペシア(propecia)、ミノキシジル(minoxidil)成分の医薬品である育毛剤とは区別される。粉末の溶液を混ぜて使う「VC12ヘアー」は、現代IBTが昨年7月から合弁法人を通じて、日本への輸出を始めて約1年、旋風的な人気を集めている。

現代IBTによると、日本国内でのVC12ヘアーのここ6カ月間の販売数は、以前の同じ期間に比べて5倍以上、急成長したことが把握された。大ヒットの兆しだ。

会社側は「1年の準備期間に有名人の好評で口コミが広まったうえ、日本のパートナーが日本全域で積極的なマーケティングをする予定であるため、来年初めから月5万個以上売れると見ている」と説明した。

現代IBTのオ・サンギ代表は「世界的な皮膚美容系の碩学である大阪の大阪物療大学保健医療学部の三羽信比古教授チームに依頼した実験で、ビタブリッドのビタミンCの成分が肌の奥の真皮層まで吸収され、活性酸素を除去して、毛穴の中の老廃物を輩出し、脱毛防止と発毛を促進するという事実が確認された」と強調した。彼は続いて「ビタブリッドパウダーを鼻に塗布した場合も、毛穴の中の皮脂が30%以上減少した結果を確認して、ビタミンCの優れた角栓除去効果を確認した」と付け加えた。ビタブリッドの源泉技術(ジェネリックテクノロジー)である「有無機伝達体」技術は、すでに世界各国に特許登録している。

現代IBTは最も要求の厳しい日本市場で定着することにより、韓国市場での販売と中国進出を同時に本格化させている。韓国内ではVC12ヘアーを体験しながら購入する「頭皮ケアフランチャイズ事業」を全国に拡大して、安定的な販売店を確保する計画だ。去る8月、ソウル狎鴎亭洞に「ビタミンCヘアーショップ」1号店をオープンしている。韓国のインターネットショッピングモール(Thanks12.com)販売も拡大する計画だ。

中国進出も目前にしている。オ代表は「今月中に中国法人設立を終えて、中国衛生許可取得の手続きを行う」と明らかにした。

現代IBTはまた、8月に覚書(MOU)を結んだ中国最大の製薬および医薬品流通グループのSinopharmの系列会社、国大薬房(薬局チェーン)と近いうちに本契約を締結し、来年初めから中国全土で発売する計画だ。特に「牛黄清心元」のメーカーとして有名な中国の伝統製薬会社である同仁堂の販売網を通じて販売する案も協議していると伝えられた。
  • 毎日経済 ミン・ソッキ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-19 17:03:37




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア