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インレーRaindrop矯正術、老眼も微細角膜インプラント入れて視力矯正

近視・遠視と乱視まで視力矯正可能 

  • インレーRaindrop矯正術、老眼も微細角膜インプラント入れて視力矯正
年をとると発生する老眼を角膜内に微細なブロックの円盤(直径2mm・厚さ:髪の毛の太さの半分)を挿入し、視力矯正をしてくれる新しい施術法が出た。別名「インレーRaindrop老眼矯正」と呼ばれる角膜インプラント施術だ。大学病院と一部の専門病院を中心に施行されたこの施術法は、13日にソウルCOEXインターコンチネンタルホテルで開かれた国際シンポジウムで施術結果と経験が発表された。

ソウル牙山病院のチャ・フンウォン教授は、ソウル牙山・ソウル聖母・セブランス・bnviit眼科など4か所の病院で去る2月から施術した45眼に対する臨床結果、特別な合併症や後遺症が発見されず、患者の満足度が90~95%に達した」と明らかにした。チャ教授はまた、患者のほとんどが施術後、1か月後に0.8以上の高い近距離視力をみせ、老眼を克服したと付け加えた。

老眼は年をとりながら焦点距離を調節する目の毛様体と水晶体の調節力が低下し、近い距離を見るのに困難があらわれる症状をいう。遠視は患者が本来もっている屈折異常であるのに反し、老眼は調節力が低下してあらわれるものだ。老眼は主に40代中盤からあらわれ始め、近い距離がよく見えず視野がぼける症状を見せ、本を読む時に目が疲れやすく頭痛が生じたりもする。

臨床試験に参加したセブランス病院のキム・テイム教授は、「老眼治療法は多くの発展を重ねているが、患者群や施術方式により多様な問題点が発生することがあるが、インレーRaindrop施術法は老眼矯正だけでなく、既存の近視・遠視と乱視まで矯正が可能だ」と語った。

ソウル聖母病院眼科のチュ・チョンギ教授は、「インレーRaindropは生体親和的なハイドロゲル材質になっており、施術後の角膜内の酸素と栄養分が施術前とほぼ同様に供給される」とし、「今まで紹介された老眼矯正施術法のうち、最も身体親和的で施術が簡便であり、副作用がほとんどない」と説明した。

ソジュンハン眼科(釜山)のキム・スンギ院長は、「インレーRaindrop老眼矯正術は、これまでの老眼手術に比べ手術時間が短く回復が早い」とし、「人体に無害な微細挿入体を一度施術すれば、生涯老眼を克服することができる」と強調した。
  • 毎日経済_イ・ビョンムン医療専門記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-13 15:49:32




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