Q.韓国の代表的な未解決事件を教えてください。(中): イ・ヒョンホ誘拐事件、華城連続殺人事件

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A. イ・ヒョンホ誘拐事件

1991年1月、当時、小学校3年生だったイ・ヒョンホ君が誘拐された。狎鴎亭洞の現代アパートに住んでいたイ君は、夕方に公園で遊んでいた姿を最後に行方が分からなくなった後、その日の夜、脅迫電話がかかってきた。

犯人ともめていた2月中旬、犯人は漢江の橋の鉄製ボックスにお金を挿入するようにという最終通告をし、少年の父親は偽のお金が入った封筒を入れたが、潜伏していた刑事が右往左往する間に犯人は封筒を持って逃げてしまった。その夜、犯人は「偽のお金がいっぱい混ざっている。子供を取り戻したくないということだな」という言葉を残し連絡を切ってしまった。

その後、一か月が経過した後、漢江公園のトンネルの横の排水口から子供の遺体が発見された。

犯人の声を国立科学捜査研究所で分析した結果、イ・ヒョンホ君の親戚と声紋が完全に一致することが明らかになったが、事件当時に慶州にいたというアリバイを提示して事件は原点に戻った。

この事件を素材にした映画『あいつの声』は、2007年に公開された。最初から最後まで声のみ演じる犯人はカン・ドンウォンが引き受け、ソル・ギョングとキム・ナムジュが44日間、脅迫電話に悩まされ疲弊していく親を演じた。

  • < 映画『あいつの声』は誘拐犯の電話に悩まされる夫婦の姿を見せてくれる >



華城連続殺人事件

1986年から1991年にかけて計10人の女性が殺害された事件だ。1988年9月に起きた事件は解決されたが、事件の犯行を参考にして行われた模倣犯であることが判明した。つまり、現在までの未決事件は9件になる。

事件の被害者は、最初の被害者である70代のイさんから水田で死体で発見された18歳のホンさんまで年齢差がかなり大きい。かつて「雨の日に赤い服を着た女性を殺す」という怪談が出回り、赤い服の販売が激減、雨の日には女性は外出することを好まなかった。事件の被害者のうち、赤い服を着た人は1人だけだったし、雨の日に起こった事件は2件だ。

事件初期にはソウルオリンピックを妨害するために南下してきたスパイの仕業と推定して公安警察が現場に派遣されるハプニングまで起きるなど、警察の捜査の水準が低かった。

以来、警察の捜査が本格化し、延べ180万人の警察・兵力が投入されて3000人の容疑者を尋問したが、得るものがなかった。事件現場で吸いかけのタバコの吸殻や6本の髪の毛が発見されたが、証拠が変質し、事件解決に役立たなかった。

2011年、SBSの『それが知りたい』で水原市に住んでいる人が市外バスに乗って華城を行き来しながら犯行を犯したと推定して、88年9月から90年11月の間の空白期に水原で女子高生が山でストッキングに結ばれた死体で発見された同様の事件があると放送した。

華城事件は容疑者と捜査官の相当数が不自然に死亡し「華城怪談」という言葉が生まれた。

9回の事件の容疑者として尋問を受けた中年のチャ氏は90年3月、走る列車に飛び込んで自ら命を絶ち、91年4月には、事件の容疑者として警察の追跡を受けていた当時32歳のチャン氏がアパートから投身した。7次事件の犯人として疑いを受けたパク氏も証拠不十分で釈放された後、父の墓の近くで首をつって自殺した。

ここで心霊術師の情報提供によりつかまえられた容疑者も拷問の後遺症によるストレスで死亡し、8次事件を犯した犯人を捕まえるために決定的な役割を果たし、1階級を特進したチェ警察官は交通事故でこの世を去ってしまった。

さらに、華城捜査本部で事件を引き受けたチェ治安監、チャン捜査課長、ソン署長など、すべて捜査の第一線から退いた後間もなく、過度のストレスなどで死亡した。

2003年に公開された映画『殺人の追憶』と2012年に出てきた映画『殺人の告白』は、この事件をモチーフにしている。 TvNのドラマ『カプトンイ』も、この事件を素材にし、その他数多くの推理小説がこの事件を背景に使われた。

  • < 華城連続殺人事件をモチーブにした映画『殺人の追憶』ポスター >

  • Lim, Chul
  • 入力 2015-01-02 09:00:00

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