Q.韓国の代表的な未解決事件を教えてください。(上):カエル少年事件

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A. 韓国にも日本の3億円事件のような未解決事件がもちろんあります。韓国でも日本に劣らず凶悪な犯罪が発生しますし、韓国警察が日本の警察より有能であるわけでもないのですから。

まだ犯人が捕まっていない事件はもちろん、被害者が死んだのか生きているのかも不明な事件がたくさんあります。正確な経緯が明らかになっていない事件もあります。

日本の未解決事件として有名な3億円窃盗事件については少しだけ聞いたことがあります。最近の価値に換算すると約30億円にもなる非常に大きいお金ですね。誰も負傷させず大きなお金を持って逃げたのですから、犯行手口や残した痕跡を見ると非常に頭の良い人が犯した事件だという気がします。単独犯に加え、初犯だという印象も強く感じられます。

日本でも3億円事件の犯人が大都市に建物を買ったという説があるそうですが、私も同じ考えです。

韓国の永久未決事件のリストは下編でお教えしますが、最も有名な事件としては「カエル少年」、「華城連続殺人事件」「イ・ヒョンホ誘拐事件」が韓国の3大永久未解決事件として挙げられます。その中でも今回は「カエル少年事件」をご紹介します。残りの2つの事件は中編でご紹介します。

カエル少年事件

1991年、大邱達西区に住んでいた小学生の子供5人がサンショウウオの卵を採集しようと家の近くの臥竜山(ワリョンサン)に行って行方不明になった。事件初期、サンショウウオがカエルと間違って知られ、5人の子供は「カエル少年」と呼ばれるようになった。

警察は、最初、子供たちが家庭不和が原因で家出したという捜査の方向を設定したが、マスコミに報道されるや警察が総動員されて臥竜山の地域はもちろん、全国的に調査をしたが成果を得ることはできなかった。

人々の関心が消えた11年後の2002年9月、ドングリを拾いに臥竜山に上がった人が山の中腹で5人の遺体を発見した。法医学者らの剖検結果、鈍器で殴られたり、凶器に刺され他殺されたという推定が下されたものの、犯人の輪郭どころか死亡原因も明らかにされていない状態だ。

この事件には、複数の疑惑があるが、多くの警察と軍人、ボランティアが臥竜山を捜索したにもかかわらず、10年が経って遺骨が発見されたというのが最も理解しにくい点だ。一部では他の場所で殺害した後、遺体を運んできて埋葬したという主張を繰り広げ、一方で法医学者は子供たちが殺害された後、ほぼ時差を置かずに埋葬されたという意見で一致している。

情報提供によると、近くの軍部隊の射撃場で誤って少年一人を即死させ、別の場所にすべて連れていって殺し、事件を隠蔽したという話も出たが、軍は当日、臨時祝日だったので射撃日程がなかったと主張している。

1996年には自称犯罪心理学者というキム氏が行方不明の子供の父親が子供をすべて切断殺害した後、その家に埋葬したという主張を提起し、家のあちこちを掘る寸劇をしたもした。キム氏は、後に通っていた大学から解雇されて心理学会からも除名された。

2011年2月、事件発生から20年目にして『子供たち』というタイトルで映画が公開された。

  • < カエル少年を扱った映画『子供たち』 のポスター >

  • Lim, Chul
  • 入力 2014-12-31 09:00:00

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