Q.韓国の芸能人はスポンサーのオファーをたくさん受けるのですか。(2)

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A. ※この記事は「韓国の芸能人はスポンサーのオファーをたくさん受けるのですか。(1)」の続きです。

信じがたいことですが、芸能人のスポンサーが運営するブログもあります。

モデルサイトなど、芸能人がよく利用するサイトに「高額バイト」、「VIPと親しくなる会」などのタイトルで誘惑する投稿もあふれていますが、このブログはスポンサーと芸能人をつなげるブローカーではなく、自分が直接デートをする芸能人を求めている人が運営している点で異なっています。

スポンサーになる対象が現れると非公開にして、再び募集するときには公開されます。

彼は土スプーン(生まれが貧しいことの例え、銀のスプーンをもじったもの)から人生を始め、自力で成功した30代の男性で、運良く月5000万ウォンずつ受け取る雇われ社長になったと自分を紹介します。給料のほかに300万~2000万ウォンの追加収入があると明らかにしていますが、これをスポンサーになる相手の女性に使うお金として考えているようです。

彼がブログに投稿した「よくある質問」は非常に具体的です。「関係を持つときにはどのようなプレイをしますか」という内容まであるほどです。

これは、スポンサーを求める芸能人たちからされる、よくある質問なんだそうです。接近する女性がお金を受け取る対価として何をしなくてはいけないのか知りたがっているという意味です。

彼は自分の写真付きのプロフィールを送信者全員に返信してあげますが、50~60%は途中で連絡が切れると明らかにしています。

彼はこれまで、何人かの芸能人に会ったそうですが、その中で実際に関係を持った芸能人は何人なのか、または単に顔が綺麗でスタイルのいい一般女性だったのかも明らかになっていません。ただし、契約の有無を抜かしても、彼と関係を持った女性を売春容疑で逮捕することはできません。

女優のソン・ヒョナが某企業の代表と3回会って5000万ウォンを受け取り、売春特別法違反の疑いで裁判にかけられましたが、最高裁判所で無罪判決を受けたことと同じです。当事者が真剣に交際していたと弁明すれば、司法当局だってどうしようもありません。交際する女性に必要なものを買いなさいと、お金を渡しただけなのに、お金が多いことが罪になるのか。恋人にお金をあげることも罪なのかと問われれば何も言えなくなります。

プロフィールを受け取って、その中から選んだのではないのかと詰問しても、夫や妻を探すためにインターネットのサイトであらゆる種類のプロフィールを見るのに、そのことの何が罪なのかと言い返されたら、やはり口を閉じるしかありません。

スポンサーブログを見ると、ずっと前に忘れていたことが思い出されます。友人がイラストレーターとして働いていた広告会社の社長の話です。黒のジャンパーをいつも着て、仕事がなければ平日にもバイクに乗って出かけるクールな男でした。

ところが、彼には会社の人が誰でも知っている秘密がありました。4年ごとに恋人を変えるという秘密でした。才能があり、容姿も優れた美大生のスポンサーになってあげるのがおしゃれ社長の秘密でした。4年後に恋人を送り出した後にはクールに忘れて、新たに若い恋人を迎え入れるのがこの男性の特技だったそうです。

会社経営も順調で、従業員の処遇も良く、ハンサムな上に魅力も溢れ、だから従業員は「そういう社長なんだな」と大目に見ることを越えて、スポンサーになってもらった女子大生にとっても悪いことではないと考えていたという話を伝えて聞いて、しばらく羨ましく思ったものです。実家から何も言われないのかと気になりますが、幸いなことに一度離婚して、今は独身の男性でした。

とにかく、お金がない、普通の人にとっては夢にも見れない遠い国の話です。

芸能人のスポンサーやスポンを受ける芸能人も同じだと思います。なぜ若い男性や女性たちが芸能人になることを熱望するのでしょうか。素敵に生きるためです。100年前には多くの国、少なくとも韓国では芸能人はピエロに過ぎませんでした。町を転々とする一団に属する女性は体を売る女性と同じ程度に扱われました。

しかし、踊って歌うのが好きで、自ら一緒に一団と行動をともにする女性たちもいたそうです。今日にはスターになる、芸と能を備えた逸材です。

歌とダンス、演技の実力が群を抜いていて、舞台に立つと自分を忘れるほど、別の世界を経験する、そんなことに魅力を感じて芸能人になることを渇望する人が多いでしょうが、派手な生活に憧れて、その世界に飛び込んだ人も少なくないでしょう。

派手な生活を裏付けるのはお金だけです。そのようなお金を持っている人もまた多いものです。財力と権力を持つ人は、そもそもを道徳には関心がない俗人がほとんどです。いわば似たもの同士が会うわけです。噂になっている妓生の家にお金が多くて大きな権力を握っている人が出入りするのと同じことです。

ここに、ブローカーが入り込みます。臭いところにハエが集まるように、ブローカーが暗躍します。ブローカーがいなくても器用な財閥や芸能人は知らず知らずに会う方法を探すでしょうか、簡単ではないでしょう。真剣に交際していたという言い訳の余地も減ります。

昨年10月にソウル江南の高級ホテルで売春を斡旋していた組織が警察に摘発されたことがあります。売春をしていた女性も11人が検挙されましたが、元ガールズグループのメンバーと現職モデル、芸能人志望生、ダンサー、秘書、女子大生など、美貌の20代の女性だったそうです。一度関係を結ぶために60万~150万ウォンずつ受けとりました。

スポンサーブローカーは「このような不祥事を未然に防いであげる」と間に入ります。だから、ブローカーのみ取り締まったとしても芸能人の性売買の話は少なくなるでしょう。

スポンサーを制度的に防ぐ方法があるのでしょうか。すべての芸能人志望生がスターになる方法があるのでしょうかという質問に「Yes」と答えることができない限り、不可能なことです。お金が多くて権力のある男性が花を欲しがることのない世界が来る場合は可能かもしれませんが。

芸能人のスポンサー、お金が支配する資本主義社会ではどうしようもないようです。芸能人やお金持ちに道徳を期待することも難しいですから。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-03-14 00:00:00

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