Q.「太陽の末裔」で大人気のソン・ジュンギについて教えてください。
| A. | 26歳の子役だなんて、信じられませんよね。 「どうしたの？！ 」 周囲から、このような反応が自然に出てきたそうです。ところが違いました。ドラマ『根の深い木 -世宗大王の誓い- 』で幼い世宗役をソン・ジュンギに任せたSBS制作陣も、ソン・ジュンギも非常に優れた選択をしたという評価を聞きました。 子役だからドラマの序盤4話までに登場が制限されましたが、ソン・ジュンギは2011年に放映されたこのドラマを通じて演技力に対する疑問を払拭することができました。同年11月には、KBSギャグコンサートに2歳も若いシン・ボラの年下のボーイフレンド役で登場したりしました。一言で、童顔だということです。 ソン・ジュンギは2008年の映画『霜花店 運命、その愛』でチョ・インソンを助ける護衛武士としてデビューしました。 2007年SBSドラマ『彼女がラブハンター』にも「記者2」として顔を少し出しましたが、それは出演作としては扱わないようです。 彼がいつから俳優を夢見たのか分かりませんが、大学時代は経営を専攻する優秀な学生でした。2浪してから成均館大の経営学科に入学しました。 大学2年生の時にKBS1『クイズ大韓民国』に出演して準優勝しましたが、本人はその映像が恥ずかしかったのかKBSに浸入して録画フィルムを破棄したいという気持ちを打ち明けたこともあります。大学を卒業するためには英語の試験を受けなくてはいけないという理由から受験したTOEICの点数も900点を越える良好な成績を残しました。 おかげでたまに出演するSBS『ランニングマン』などのバラエティ番組で密かに「頭脳派」というキャラクターを形成したりもしていました。 ソン・ジュンギが本格的にファンを集め始めた作品は、KBS2ドラマ『成均館スキャンダル』です。それ以前に出演したSBSドラマ『愛の選択~産婦人科の女医~』には遊び人の医者として出演しましたが、『成均館スキャンダル』でも憎めない色男を演じて、とても多くのファンがつきました。 本格的に主役を演じた時期が2012年なのですが、2012年に公開された映画『私のオオカミ少年』は韓国メロ映画史上、観客数1位を達成した作品です。まあ、ストーリーは簡単です。閑静な田舎の村に引っ越してきた少女（パク・ボヨン）が、野生の少年を発見して、愛情を育むといった話です。 この映画の中に狼少年として登場するソン・ジュンギに惚れる人が続出し、女性ファンが爆発的に増えました。映画評を書き込んだネットユーザーは「女性のファンタジーを満たす、女性のための映画」であるとか、「あんな純粋でハンサム（？）な人は、現実には存在しない」」と書き込んだりしました。 とにかくこの映画の人気が冷める前に同じ時期に放映され始めたKBS2ドラマ『優しい男』で女性に裏切られる男役を務めながら、彼の人気は最高潮へと達します。 ソン・ジュンギは、かつて公開席上で『私のオオカミ少年』で一緒に主役を演じたパク・ボヨンに対して「パク・ボヨンと熱愛説が出てほしい。私たちこれから手を握って歩こうか」と提案し、熱愛説に包まれたことがあります。冗談で言った言葉をパク・ボヨンは受け止めきれず、2人とも少なからず慌ててしまいました。これにより、パク・ボヨンがアンチファンから悪口を言われてしまいましたが、パク・ボヨンの理想は『過速スキャンダル』で共演したチャ・テヒョンだそうです。 とにかく、ソン・ジュンギは人気が頂点に至った時期にふらりと軍隊に行ってしまいます。確かに軍隊に行く年齢ではありました。歌手サンチュなどの軍隊騒動により軍から芸能兵士制度がなくなっていたため、現役で入隊しました。前方部隊師団の捜索隊で服務をし、満期で転役をしたのが2015年5月です。 一時期、インターネットで「ソン・ジュンギがモンスェル（チョコパイの一種）を盗んで食べた」という噂が広がりましたが、ソン・ジュンギが悪く見られるよりも、人間的な面を浮き彫りにさせて、男性から好感を得るエピソードとして作用したそうです。 軍に行ってくると人気が冷めると言われていますが、ソン・ジュンギは軍隊での緊張が解けるよりも前に素敵な軍人へと生まれ変わりました。ハンサムな男子、肌がきれいなミルク男から、セクシーな男性美を発散する俳優に変身することに成功しました。 『太陽の末裔』では他国に派遣された大尉として視聴者の愛を独占していますが、こっそりと善行を重ねていたという事実も伝えられました。韓国白血病子供財団は、2011年以降、ソン・ジュンギが10人以上の小児がんの子どもの患者に数千万ウォンを寄付したが、外部に知られることを避けたため非公開で処理したと明らかにしました。 狼少年が本当に軍人になったと、女性ファンが大騒ぎです。ソン・ジュンギの理想のタイプはどのような女性なのでしょうか。 歌手ユンナはソン・ジュンギが大好きで「365日公開求愛をしているが、本人だけが知らないようだ」と残念がっていました。
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- Lim, Chul
- 入力 2016-03-15 00:00:00
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