Q.女優ソ・ヒョンジンのアイドル時代や歴代出演作などを教えてください。

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A. 2000年代初頭、第2のFin.K.Lを夢見た4人組ガールズグループM.I.L.Kがいました。SMエンターテイメント(以下、SM)が当時、BoAに集中していたため、子会社であるB.M.Ent所属でデビューしましたが、1集を最後に残念ながら活動を止めてしまいました。ソ・ヒョンジンは、M.I.L.Kのメンバーでした。学生時代にオーディションを受けに行く友人について行ったら、本人がキャスティングされたといいます。

M.I.L.Kは、2集のタイトル曲として『Into the new world』を決定した状態でしたが、M.I.L.Kが解散して、この曲は少女時代のデビュー曲に変わりました。SMは、ソ・ヒョンジンを少女時代のメンバーとして投入することも考慮したといいます。そのため3万人ほど会員がいたM.I.L.Kのファンカフェ「ミルク愛」が、少女時代のカフェ「ファスウンファ」(現在会員221,116人)に変わっています。

  • < ガールズグループM.I.L.K。左から、ペ・ユミ、キム・ボミ、ソ・ヒョンジン、パク・ヒボン(本名パク・ジェヨン)。ベジミルのCFモデルとして活動したパ・ユミの無断脱退がM.I.L.Kの解散原因となった >

以降、ソ・ヒョンジンはパク・ヒボンと一緒に俳優に専業しました。ソ・ヒョンジンは、チームが解散した後、大学に進学して平凡な大学生活を送りました。幼い頃から高校に通う時までの10年間、韓国舞踊を学んでいたのですが、学校が終わるといつも舞踊学院に行っていたため友達とちゃんと遊んだこともなく、平凡な大学生活は本当に楽しかったといいます。

複数のアルバイトで社会経験も積み、合奏や公演準備をするために一晩中練習をして眠りに落ち、目が覚めるや否や教室に走って行ったりもしたそうです。当時、M.I.L.Kのメンバーだと気づいたファンには似ている人だと思うと冗談を言ったりもしたそうです。

2006年にミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の出演の提案を受けたのですが、演技に対してはほぼ無知の状態だったため練習をしながらたくさん泣いたといいます。とにかくミュージカル出演が、彼女が演技者としての人生を歩むことになった直接的なきっかけになりました。

しかしながら、2011年にMBCドラマ『相棒』に出演するまでは、ドラマに端役として顔をのぞかせ、映画では主演を務めたものの存在感を知らせることはできませんでした。『相棒』のサブ主演級である優れた射撃技術を持つ白丁の孫娘役で新人賞を受賞しました。同年のMBCドラマ『神々の晩餐』では、Fin.K.L出身のソン・ユリと一緒に出演して演技対決を繰り広げ、2012年にはMBCドラマ『オ・ジャリョンが行く』で良い家柄出身のきれいな女教授役を演じ、視聴者たちをもどかしくさせましたよね。世間を知らずで善良に溺れるだけで悪役に振り回される姿に、視聴者たちが代わりに怒りを爆発させたのです。

『神々の晩餐』で兄-妹の間柄だったチン・テヒョンとソ・ヒョンジンは、『オ・ジャリョンが行く』で夫婦に変身し、不本意ながら不倫を犯してしまいました。ソ・ヒョンジンは、後にこれをめぐって「ひどいまね」という評価を残したりもしました。

しばらくの間、MBCドラマにだけに出演していたソ・ヒョンジンは、2013年に『帝王の娘 スベクヒャン』を最後に活動の舞台をtvNに移しました。『帝王の娘 スベクヒャン』は、作品性も認められて、初めてドラマで主演を務めたソ・ヒョンジンの演技も見るに値しますが、連続時代劇という特異な試みが視聴率を引き上げるのに障害になり、早期放映終了という不運を甘受しなけれなりませんでした。

このドラマで人気を得た後、『ランニングマン』などのバラエティ番組と広告の提案があふれて入ってきました。映画とミュージカル、ドラマの出演要求が続いたのはもちろんのことです。『ゴハン行こうよ』以降、tvN『また、オ・ヘヨン』(2015)、SBS『浪漫ドクターキム・サブ』(2016)と映画『グッバイシングル』と『愛してるから』に出演しました。出演する映画は、商業映画よりはお金があまりかからない映画や短編映画に出演する頻度が高いほうです。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-12-02 00:00:00

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