Q.S.E.Sがどんなグループだったのか教えてください。
| A. | 1990年代までは事実上、不毛地同然だった韓国のガールズグループ市場で、SMはH.O.Tと同様のコンセプトで、汎アジア的な女性グループを目指して女性ダンスグループを作ろうとした。2年間になんと1万人近くの少女たちを審査し、パダがリードボーカルとして決まった後、ユジンとシューがサブボーカルに抜擢された。 1997年、SBSショーを通してデビューした瞬間、S.E.Sは一気にセンセーションを巻き起こして人気スターになった。初めてのアルバムが発売10日にして15万枚の販売を記録し、男性のファン層を固めることに成功する。1枚目のアルバムのコンセプトは愛らしい恋人。 2枚目は妖精、3枚目は洗練された都市の女性にコンセプトが変わったものの、2枚目の時の妖精のイメージがとても強く、メンバーたちも強迫観念に苦しめられたという裏話だ。 S.E.Sは、デビュー100日で日本進出を宣言する。しかし、日本の市場を十分に知らない状況で日本側のパートナーともうまく出会えず、ひどい成績で終わってしまう。日本のオリオン週間チャートで『めぐりあう世界』が37位になったのが最も良い成績であるほどだ。しかし、この時の日本進出失敗の経験は、SMが後日、BoAと東方神起を成功的に日本にデビューさせる基礎になる。 日本では期待以下の成績を収めたが、台湾では200万枚以上の販売高を上げ、S.E.Sの影響を受けたS.H.Eというガールグループが出てくるほどに脚光を浴びた。台湾でのグループの宣伝文句は、宇宙最強美少女。 S.E.Sは、宿命のライバルであるピンクル（FIN.K.L）を触発させ、日中韓合作グループCircleを立ち上げ、ベイビーボックスの再起を呼び、ガールズグループ時代を切り拓く先導役を担ったが、賞の運とは縁が遠かった。同じ事務所にH.O.Tがいたため、SMが賞を独占することを気する雰囲気により犠牲になったわけだ。メンバーたちが20代半ばに入った2002年に解散を宣言する。 ファンクラブの名前は「チング（友達）」。応援ツールであるバルーンはパールが入った紫色だ。ファンが叫ぶ応援スローガンは、次の通り。 カリスマ チェ・ソンヒ（카리스마 최성희） 美の女神 キム・ユジン（미의 여선 김유진） 愛らしい ユ・スヨン（사랑스런 유수영） チング達とS.E.S ♡（친구들과 S.E.S ♡） ☞メンバー パダ（本名チェ・ソンヒ、1980年生まれ）：リードボーカル。ミュージカル俳優を夢見ていた安養芸高の学生時代にSM代表イ・スマンの目に入って抜擢された。同時代のアイドル歌手の中で最高級の歌唱力を持っている。去る6月21日KBS『不朽の名曲』に出演し、破格的なパフォーマンスを披露した。 ユジン（本名キム・ユジン、1981年生まれ）：グアム在住時にH.O.Tのミュージックビデオ撮影のためグアムに行ったキャスティングディレクターにより抜擢された。デビュー初めから韓国のオリビア・ハッセーと呼ばれ、外観一つで歌謡界のトップに登った。整形手術をしていない自然な美しさというニックネームもあるほどだ。グループ解散後、映画やドラマに出演しており、『製パン王キム・タック』がヒットした。最も影響力のある化粧品のモデルとしてコ・ヒョンジョンや少女時代と1位を争うほど、まだ人気が冷めていないことを誇示している。 シュー（本名ユ・スヨン、1981年生まれ）：在日韓国人でロッテワールドの前で路上キャスティングされてグループに合流した。愛嬌が多く、男性ファンを多く保持している。グループ解散後にもSMに残留。仁川電子ランド所属のバスケットボール選手イム・ヒョソンと熱愛ののちに結婚した。2011年にパダの母が死亡した際、シューの父親がお葬式に向かう途中で心臓発作にて急死し、S.E.Sがそろって喪に服したこともある。 現在は3児の母としてバラエティ番組やCMで活躍している。 ▶ 最近の活躍は記事でチェック！ ・S.E.S出身シュー、双子の娘と撮った画報公開 ・S.E.Sユジン妊娠のニュースについて所属事務所側「確認中」 ・S.E.Sパダとシュー「無限に挑戦」出演？妊娠5ヶ月のユジンは不参加 ・ユジン-キ・テヨン夫妻に第1子女児誕生、先週グァムにて出産 ・パダが6年ぶりの単独コンサート開催、S.E.Sシューも参加 ・ユジンが出産4ヶ月ぶりにKBS週末ドラマで復帰 ・S.E.Sが11月にバザー開催、「収益は全額寄付」 ・元祖妖精アイドルS.E.Sパダ、ユジン、シューが集まり「Forever SES」 ・S.E.S再結成か…分かち合いのための音源発売に意気投合 ・S.E.S、今年も慈善バザー会「Green Heart Bazaar」で団結 ・S.E.Sが完全体で記念写真…シュー「私たち、何時間話したのかしら」 ・S.E.Sパダが9歳年下男性と交際中…出会いは聖堂 ・S.E.S、デビュー20周年プロジェクト公開…新曲発売から単独コンサートまで |
- Lim, Chul
- 入力 2014-07-03 15:00:00
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