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[コラム] 江南3区の心変わり、事実だろうか
韓国で保守陣営が自分たちの味方だと考える地域がある。保守の本山であるここ大邱・慶北地域と釜山・慶南地域、そしてソウルの江南の3区だ。新興富豪タウンとして象徴されるソウルの江南・瑞草・松坡の3つの区は数多くの選挙で例外なく保守陣営の候補に票を集めた。そのため、裕福層の人々は保守主義者だという珍しい等式もできた。経済的に豊かながら進歩性向を持った知識人を江南左派と呼ぶこともある。ここには「似非」とい...
[筆洞情談] 秘書室長
キム・ギチュン前大統領秘書室長は、2013年に「王室長」という言葉が登場すると「私は大統領の意を伝える承旨に過ぎない」と手を振って否定した。しかし、彼の最後のニックネームは「ギチュン大院君」だった。王の座についたことはないが最高の権力を行使していた興宣大院君を例えた話だった。承旨は朝鮮王室において王命を出納していた承政院の従業員だ。王の喉と舌を担当するからと「喉舌之職」とも呼ばれた。承政...
[I ♥ 建築] SUV礼賛
筆者は10年前に初めてスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)を購入して使用してから、車はSUVだけを買うようにしている。2つの理由がある。まず車高が高いからだ。運転をするときに視点が高いと、遠くまでを見ることができる。セダンを運転するときは、主に前の車のナンバープレートやリアウィンドウを見ながら運転していた。SUVに乗ると、前の車のその向うを見ることができる。より遠くを見ることができるというこ...
[筆洞情談] 避難民の息子
1950年12月、吹雪のなびく興南(フンナム)埠頭。トクスの家族は千辛万苦の末に難民を乗せて行く船に乗る。しかし誰かがひっぱったせいで、トクスが背負っていた末っ子が船から落ちる。末っ子を助けようとトクスの父は再び船を下りていく。そのあいだにトクスと弟そして母親の乗った船は埠頭を離れる。トクスの家族は一瞬で離散家族になる。 2014年に公開されて1400万人を超える観客を集めたユン・ジェギュン監督の...
[コラム] 色論は韓国政治の万能キー?
暴言を吐き出しても色論(思想論、政治的思想が赤色=共産主義的だと疑って問題提起をすること)だったら無事に通過するのか。ご多忙に漏れず、今回の大統領選挙でも色論が登場した。去る5月2日、MBCスタジオで行われた大統領選挙の候補者間の最後の討論会で、自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補は有力な大統領選挙候補者である文在寅(ムン・ジェイン)候補を色で攻撃した。洪準杓候補は「北韓、金正恩政権が...
[コラム] 若くして遊べる方法
こどもの日の断想。先日、野球中継を見ていたら画面にゴルフ選手の朴セリが映った。いや引退をしたのだから元プロゴルファーと呼ぶべきか。楽な服装で好きな野球チームを応援する姿からは余裕が感じられた。その姿を見て、ふと歌の歌詞が思い浮かんだ。遊べよ遊べ、若いときに遊べ老いたら遊べないのだから花に十日の紅なく月も満ちたら欠けるのだから(『ノレカラク・チャチャチャ』作曲キム・ソングン、作詞キム・ヨンイ...
[コラム] ゴールデンウィークは貧富葛藤のもう一つの姿?
5月にどれくらいの連休が挟むかは、文字通り「福・不福」だ。主に5月にやってくる旧暦の4月8日、釈迦誕生日が挟んでいるからだ。今年5月のカレンダーはまさに絶妙だ。1日(勤労者の日)・3日(釈迦誕生日)・5日(子供の日)・7日(日曜日)に一時的公休日に指定された大統領選挙(9日)まで挟んでいる。遊び、働き、一日休んで働き、眠り、働き、また何して遊ぼうか考え、働き、投票に行こうかなとゴロゴロしながらぱっと投票を...
[筆洞情談] 「ぼうっと」すること
「すでに何もしていないが、もっと猛烈に何もしたくない」数年前に流行したあるカード会社の広告のキャッチコピーだ。激務に苦しみ疲れた彼らの中には、このフレーズに「激しく共感する」という反応が多かった。過去には遠くの山を見つめながら無念無想の時間を過ごしたことが多かったが、最近ではスマートフォンのせいで私たちの脳と指は少しの間も休めない。「我を忘れてちょっと休みたい」という現代人たちの熱望が...
[筆洞情談] クランチモード
国民学校(現在は初等学校だが、1970年代には国民学校と呼んだ)時代だった。父親は小さな工場を運営していた。従業員は15人ほどに過ぎなかった。私にとってはみんな兄と姉だった。平和市場にワイシャツを納品するのだが、期限が迫るときは人手が足りなかった。そんな時は私も包装する仕事を手伝った。午前に始まる業務は夜12時を軽く越え、夜明けまで続くことがほとんどだった。作業が終わると体が壊れてしまうようだとい...
[コラム] 李起鵬一家の惨事を反面教師にして
半世紀ほども前の1960年4月28日、韓国では何が起きたのだろうか。この日、自由党政権によって強制廃刊されたが後に復刊した「京郷新聞」は、若い詩人高遠(コ・ウォン)氏の文章を載せた。自らを落伍者だと明らかにした彼は、指導者がいないことを嘆く人々にこのようなメッセージを投げかけた。「私たちに現在必要とされているのはとびぬけた一人の英雄ではなく、最も民主的で実情に合っており、歴史を見通す立派な制度だ...
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