解説 | ハングル:코디가 안티 ハングル発音:コディガ アンティ 意味:芸能人の衣装が不釣り合いだったり、コーディネートが合っておらず、かえってその芸能人のイメージを悪くしていること 解説:衣装やヘアスタイルなどを担当する「コーディネーター(코디)が、アンチファン(안티)」という意味だ。コーディネーターが選んでくれた服を着てテレビ番組に出演したり、イベント会場に登場したとき、素敵だという賞賛どころか悪評ばかり言われるときに使う言葉だ。通常は、「コーディネータがアンチファン?(코디가 안티?)」と疑問形で使われる。 芸能人はよほどでない限り、顔が衣装を生かしてくれるため、どんな服を着ても似合うが、それでも「これはないだろう」と思うほどに破格的なコンセプトだったり、似合わない色の服を着たときに使われる言葉だ。 女性の芸能人が過度に露出度の高い服を着て出てきた時も、コーディネーターがアンチファンなのではないかという疑いを受ける。 芸能人の場合、一日だけ同じ服を着てもからかいの対象になることがあるが、1年365日、風変わりな服を着ようとすれば、ミスもしてしまうもの。コーディネーターも協賛された服を着せるのに夢中で、落ち着かない中で、たまに「最悪のファッション」を演出することがある。 コーディネーターが子供の頃に遊んでいた「着せ替え人形」に対する幻想を持っていたり、自分なりの芸術的な感覚を追求する場合、「コーディネーターがアンチファンなのか?」という言葉を聞く可能性が高い。かつてアイドルガールグループT-ARAの衣装について、「コーディネーターがアンチファン」という言葉が飛び交ったが、確認すると、所属事務所の社長が決めたファッションということで、「社長がアンチ?」という笑い話も出てきた。 韓国では定評のある女優ハ・ジウォン、キム・テヒ、ソン・イェジンに対してでさえ「コーディネーターがアンチ」の優勝者を決めようとするほど、ファッションスタイルで話題となり、「コーディネーターがアンチファン?」という言葉は、芸能人のファッションを担当するコーディネーターが抱えて行かなければならない宿命のかもしれない。 ▶ コーディネーターがアンチファンではと疑われた写真の数々
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