コンニャンコンニャン:꽁냥꽁냥

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解説 ハングル:꽁냥꽁냥

ハングル発音:コンニャンコンニャン

意味:恋人同士が穏やかにひそひそと話す、または恋人同士で交わすささやきという意味の造語

劇場や野球場でたまに恋人同士が優しく抱き締め合い、ひそひそとやり取りする姿を見ることができる。男性が何か面白い話をしたのか、女性がきゃっきゃと笑うかと思えば、きまりが悪いのか周りをちらっと見たり、自分でも少し恥ずかしいのか、男性の背中を軽くなでたりもする。

一緒に来るガールフレンドもいなくて、寂しく1人で野球場を訪れた若い男性は、羨望に耐え切れずビールを1杯を飲み干す。それからイカを噛む。

この時、歯の間から出るイカを噛む音は決してコンニャンコンニャンではない。

恋人たちをちらっと見つめ、何か独り言を言うが、その声もコンニャンコンニャンではない。

腹が立って、心が痛んで独り言をつぶやく声はグシロン(ごちゃごちゃ)、またはクンオルクンオル(ぶつぶつ)と言う。

実際、コンニャンコンニャンはクンオルクンオルから由来した言葉だ。クンオルクンオルからコンアルコンアルという言葉に変わるまでは、他人に上手く聞き取れない、1人で不満に思ってつぶやく言葉という意味だった。

ここで重要な事実を確認できる。コンアルコンアルに変異するまではとても不満が込められた言葉だったが、コンニャンコンニャンに変わり不満が消えたという点だ。

ボーイフレンド、ガールフレンドが耳にささやく言葉なのに、不満があるはずがない。コンニャンコンニャンは甘い天国の声だという。
  • Lim, Chul
  • 入力 2016-06-06 00:00:00

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