ソニョカジャン（少女家長）：소녀가장
| 解説 | ハングル発音：ソニョカジャン 意味：人気のある若い女性スターが一人で所属する団体の生計を担うこと、漢字＝少女家長 解説：本当にかわいそうな少女たちだ。幼い頃に両親を亡くしたり、親が家を出てしまい頼るところがない少女をショニョカジャン（소녀가장 / 少女家長）と呼ぶ。さらに、一緒に住んでいる祖父母まで病気にかかって寝たきりなってしまうと、家族の生計を細い肩に背負わなくてはならない少女たちを指す言葉だ。 しかし、今回この単語帳で説明する少女たちは、このような貧しい少女たちの話ではない。自分が属しているガールグループが人気がなく活動をできずにいるときに、一人で奮闘しているメンバーの話だ。ある場合には、グループの認知度を高めることだけでなく、経済的な面も単独で背負うことになる。さらに一つのガールグループが所属事務所全体を養う場合もソニョカジャンという表現を使うことがある。このような場合には、個人ではなくグループのことを指す。 韓国歌謡界で「ソニョカジャン」はガールグループが洪水のようにあふれ出てきた2007年ごろから使用され始めた。 ソニョカジャン1号は、ジュエリーのパク・チョンア。本当に一人で歌い、バラエティ番組に出演し、グループと所属会社の生計を支えた。ジュエリー4期のメンバーで俳優としても活動しているキム・イェウォンもソニョカジャンと言えるだろう。 このほか、ブラウンアイドガールズのソン・ガイン、タイフーンのソルビ（本名、クォン・ジアン）、4mimuteのキム・ヒョナ、Secretのハン・ソナ、Girl's Dayのミナ（パン・ミナ）、miss Aのスジ（ペ・スジ）、Tiny-Gのドヒ（ミン・ドヒ）などがファンたちにソニョカジャンだと噂されている歌手だ。ソロ歌手の中には、IU（イ・ジウン）とNSユンジ（キム・ユンジ）が事実上、所属事務所の大黒柱の役割をしている。 特にKARAのハン・スンヨンは、デビュー初期に事実上一人で活動し、ファンたちは「ハン・スンヨン」がいなかったら、今日のKARAも存在していなかった」と言うほどだ。 KARAは事実上、所属事務所であるDSPメディアの主収入源の役割もしているが、似たような境遇のガールグループにはAFTERSCHOOL、オレンジキャラメル、Secret、SISTARなどがある。オレンジキャラメルは、AFTERSCHOOLのユニットだがメンバー3人の奮闘が非常に涙ぐましくもある。 少し違う話だが、キム・ヨナも一人で韓国フィギュアスケートを背負うソニョカジャンであると言われたりする。 ☞ アイドルグループ、ソニョカジャンの条件 1. 放送局を選ばずいろいろな種類のテレビ番組に出てくる。 2. バラエティ番組に出演する場合、命をかけて熱心に参加する。 3. 解体の危機に追い込まれたグループを、彼女らの努力で認知度を上げ、飛躍させることに成功している。 4. メディア操作に弱い中小企業から主に生まれる。 |
- Lim, Chul
- 入力 2014-08-07 09:00:00
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