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運転免許試験場に押し寄せる「光復節特赦」

夏休みの大学生・試験変更前に取得しようとする需要が重なり人だかりに 

    • < 去る18日、ソウル江南運転免許試験場が試験を申請する人であふれかえっている >

    去る16日、光復節(8月15日)の運転免許行政処分特別赦免が適用された後、ここ道路交通公団ソウル支部には、特別赦免を受けて再び免許を取得しようと訪れる人の波が途絶えない。今年、光復節の特別赦免により運転免許を再取得できるようになった人は全国で4万5000人以上いる。ソウルだけで、5391人にのぼる。ここ道路交通公団には、16日から一日でも早く免許を再取得しようとする人が、毎日のように数十人ずつ押し寄せている。

    この日、教育を受けるために道路交通公団の講義室を訪れた人は合計36人。ほとんどが今回の光復節特別赦免の恩恵を受けた。講義室の一番前で講義を受けていたユさん(50歳・飲食店運営)は「毎日、食材量を買うためには運転をして回らなくてはいけないのに、罰点のせいで免許が取り消された。今回、赦免を受けることができて本当によかった」と安どした。

    道路交通公団教育広報部のラ・シンヒ部長は「昨年の赦免のときには人がたくさん集まって困惑した。会議室の空間が不足して、現場受付分の人数の場合は、椅子を講義室に無理矢理押し込んで教育を受けることが出来るようにした」とし「今年はそのようなことが無いように、万全の準備を行った」と明らかにした。道路交通公団は、月1~2回だけ実施していた特別交通安全教育を光復節の特別赦免処置直後である16日から、平日には毎日実施している。講義が50分間行われた後の休み時間になると、講義室の外では待っていたかのように大きなカゴに飲み物を一杯に積んだ行商人が待機していた。ある行商人は「毎年、特別赦免が行われた後の時期には、ここを訪れる」とし、「これから、半月程はここを訪れ続ける予定」と話した。

    この日、特別交通安全教育を受けるために集まった36人の特別赦免対象者は、一人も抜けることなく教育が行われた6時間の間、講義室に座っていた。ユさんは「退屈でも仕方がない。明日は免許試験場に行って、試験の申請をする計画だ」と話し、建物の外へと向かった。

    この日の午後、江南運転免許試験場は、試験の申請のために数百人の市民で込み合った。特別赦免の対象者に、夏休みを迎えて免許を取得しようとする大学生まで加わり、願書受付窓口は人込みを成した。今年の11月から難しく変更される運転免許試験が始まる前に免許をとろうとする人々もいた。願書受付窓口の待機人数は一時、140人以上にまで増加した。市民は平均1時間を待ってから免許発給申請などの業務を受けることが出来た。

    江南運転免許試験場相談部のチョン・ギョンジャチーム長は、「特赦による効果が現れるには数日がかかる。来週にはさらに多くの人が訪れるだろう」と話した。
  • 毎日経済 ヨン・ギュウク記者 / 写真=キム・ホヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-19 15:45:51