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  • Q.
    「賢い医師生活」に出てくる医学用語を教えてください
  • A.
    『賢い医師生活』は医師から最高のメディカルドラマという評価を受けました。

    『白い巨塔』、『浪漫ドクター キム・サブ』、『総合病院』、『ニューハート』など、これまで話題を集めた数多くのメディカルドラマを抜いた秘訣の一つには医学用語一つまで徹底的に検証を受けた点も含まれるでしょう。

    ドラマを制作したtvNのシン・ウォンホプロデューサーが、作家陣を医学専門大学院に通わせたいと冗談を言ったほどです。

    もちろん、全く間違いがないわけではありませんが、事故の場所や軍服の丈などだけで、医師生活では見つけにくいです。

    シーズン2に向けてドラマに出てくる医学用語を身につけておけば、字幕を避けて鑑賞できるのではないか、そんな気がします。ドラマによく登場する用語を紹介します。(あまりにも専門的な、たまに出てくる医学用語は省略)

    一般的な用語
    ・ BP(Blood Pressure):血圧
    ・ アセス(Assess):評価
    ・ CS(Cardiothoracic Surgery):胸部外科
    ・ PED(Pediatrics):小児科
    ・ GS(General Surgery):一般外科
    ・ OBGY(Obstetrics and Gynecology):産婦人科
    ・ NS(Neuro Surgery):神経外科
    ・ チーフ(Chief):大学病院で各科のレジデントの中で経歴が一番長い代表
    ・ ENT(Ear Nose and Throat):耳鼻咽喉科
    ・ TA(Traffic Accident):交通事故
    ・ ER(Emergency Room):救急室
    ・ PICU(Pediatric Intensive Care Unit):小児集中治療室
    ・ ドナー(Donor):臓器移植の際に臓器を提供する人
    ・ ユーリン(Urine):尿
    ・ ハートレート(Heart Rate):心拍数
    ・ イリゲーション(Irrigation):洗浄
    ・ サーマルインジャリー(Thermal injury):熱傷
    ・ ガスアウト(Gas Out):おなら
    ・ ダイアリア(Diarrhea):下痢
    ・ コンタ(Contamination):汚染
    ・ EMR(Electronic Medical Record):電子義務記録
    ・ オフ(Off):休みの日
    ・ パルスレート(Pulse Rate):脈拍数
    ・ コードブルー(Code Blue):心肺蘇生法(CPR)が必要な患者が発生した場合を示す医療コード
    ・ コットンイドゥ(Cottonoid):紐付き脱脂綿
    ・ リジェクション(Rejection):拒否反応
    ・ ラポート(Rapport):患者との絆
    ・ コンスティペーション(Constipation):便秘
    ・ ノーマルセイライン(Normal Saline):生理食塩水
    ・ フルイド(Fluid):点滴

    疾患 / 症状
    ・腸重積症(Intussusception):下部の腸が上部の腸の中に巻き込まれる疾患
    ・パルモナリィイディーマ (Pulmonary Edema):肺水腫
    ・ショルダー·ディスロケーション(Shoulder Dislocation):肩関節脱臼
    ・ブリーディング(Bleeding):出血
    ・HCC(Hepatocellular Carcinoma):肝細胞癌
    ・メタスタティックチューマー(Metastatic Tumor):転移性脳腫瘍
    ・DM(Diabetes Mellitus):糖尿病
    ・ブレイン インジャリー(Brain Injury):脳損傷
    ・チューマー(Tumor):腫瘍
    ・エンボリズム(Embolism):塞栓症
    ・ブレインダメージ(Brain Damage):脳損傷
    ・イレウス(Ileus):腸閉塞
    ・フィーバー(Fever):発熱
    ・レイバーペイン(Labor Pain):陣痛
    ・インフェクション(Infection):感染症

    装備
    ・エクモ[ECMO(Extracorporeal Membrane Oxygenation)]:患者の体外に血液を取り出して酸素を供給し再び体内に投入する医療機器
    ・エコー(Echocardiography):超音波(心臓超音波)
    ・PET(Positron Emission Tomography):陽電子放出断層撮影
    ・アンブバッギング(Ambu bagging):自ら呼吸が困難な患者のための手動式酸素供給措置
    ・CTアンギオ(CT-Angiography):CTで撮影する心血管造影撮影
    ・キュレット(Curette):かき落とすための器具
    ・ベントカテーテル(Vent Catheter):血液を体外に排出するために使用するカテーテル
    ・ベント(Ventilator):人工呼吸器
    ・ファーストレイヤー(First Layer):縫合ツール
    ・イノトゥロピクス(Inotropics):心筋収縮増強薬
    ・ミクスター(Mixter):外科用はさみ
    ・ライトアングル(Right-Angle Forceps):医療用鉗子
    ・モスキート(Mosquito):医療用鉗子
    ・メッツェン(Metzenbaun Scissors):医療用ハサミ
    ・ソノ(Sonography):超音波

    処置
    ・インチュべーション(Intubation):気道挿管
    ・ドレッシング(Dressing):傷口を消毒し清潔なガーゼや包帯で包むこと
    ・トータルリムーバー(Total Remover):全体除去
    ・エネマ(Enema):浣腸
    ・ウンドゥヒーリング(Wound Healing):傷治癒
    ・ドレープ(Drape):消毒後に滅菌布で覆う
    ・POD(Post Operation Day):手術後経過日
    ・ステッチアウト(Stitch Out):抜糸
    ・メタ(Metastasis):転移
    ・ケモー(Chemotherapy):抗がん化学療法
    ・スィクウィーラ(Sequelae):後遺症
    ・リセクション(Resection):切除
    ・インシジョン(Incision):切開
    ・エピジュラル(Epidural):硬膜外麻酔、無痛注射
    ・CBC(Complete Blood Cell Count):一般血液検査
    ・クローザー(Closure):縫合
    ・IV用(Intravenous Injection):静脈内注射
    ・IM用(Intramuscular Injection):筋肉内注射

    これを全部いつ覚えるんですかって? そうする必要はありません。しかし関心を持って耳を傾けて見れば、いつの間にかだいたいわかる程度でしょう。行ってはいけませんが病院へ行くとなると、どこか道を探すのにも役立ちますし、医師や看護師のやりとりが何を言っているのか分かるようになるかもしれません。回診の時も医療陣が輪になって患者が聞き取れない専門用語で話すと窮屈なときもあるでしょう。何が間違っているのか心配にもなります。もちろん医師や看護師や何でもないし、経過がいいからと言って心配するなと言いますが…。