ハングル：임포자

ハングル発音：イムポジャ

意味：重役への昇進をあきらめた人

解説：

重役への昇進をあきらめた人。

役員になるのは会社員の夢だ。
軍人の夢が肩に星をつけることだとしたら会社員の最終目標は役員だ。
実際に役員に昇進すると、「★つけた」というふうにお祝いされた。

ところが、これが昔話になっている。
最近では役員への昇進を望まないサラリーマンが増えているということだ。特に20代から30代の若いビジネスマンの間でこの傾向が目立っている。

「イムポジャ」という新造語まで出来たほどだ。

イムポジャには2つの部類がある。

役員の命がハエの命のように短いので、役員になるよりも薄く長く定年まで命を継ごうとするのが一つの部類だ。役員になれば定年保障は水の泡となり会社で役に立たないと判断されたり競争で遅れを取れば容赦なく追い出されるから万年部長として定年まで会社に留まることを選ぶのが賢明な選択かもしれない。

もう一つの部類は役員になるために会社に忠誠を尽くして働くより自分だけの夢を追う人たちだ。その夢の中には株式など財テクにオールインする、富を蓄積することも含まれている。
職場に通うと急に必要なお金も準備しやすいので、会社に通うのは財テクのための手段、元手その程度？

会社にとっては早目に切り取るべき部類かもしれない。
しかし選り分けるのが簡単ではない。
一生懸命働くふりがとても上手だから。