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新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
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  • タイトル
    ソンイオル:손님, 이건 얼굴이요(손이얼)
  • 解説
    ハングル:손님, 이건 얼굴이요 (손이얼)

    ハングル発音:ソンニム、イゴン オルグリヨ(ソンイオル)

    意味:直訳すると「お客様、これは顔です」となり、有名芸能人のヘアスタイルをまねても、結局は顔により外見が決まることを指す

    解説:略して「ソンイオル(손이얼))」と使ったりもする。男性はよく使わないが、女性ユーザーの多い女超サイトで主に使われる隠語だ。芸能人のヘアスタイルなどをマネようとしても、顔はマネることができないと言う自嘲的な状況を指す言葉だ。

    最近、美貌も競争力なので、誰もがきれいになることを望んでいる。女性だけでなく男性もそうだ。ドラマやバラエティー番組に出てきた俳優のヘアスタイルが素敵だったり、メイクが気に入った場合にはまねをしてみたい気分になる。

    少しは素敵に見えるのではないか、少なくとも流行に遅れることはないと思い、勇気を出して美容院に行って「あの、俳優の誰だれみたいな髪型みたいにしてください」とその人の写真を見せる。

    その後、美容師に任せたまま大人しく待ち、ヘアカットが終わった後に、鏡を見ると、期待していた雰囲気にはどうもなっていない。誰のせいにすべきか。美容師の実力のせいだろうか。

    どうしようもないことだ。最初から自分の顔はガールズグループや女優のようではなかったのに、いくらヘアスタイルをまねたからからといって、顔がそのレベルではなかったことを美容師のせいにすることもできない。文句を言っても返ってくる言葉は目に見えている。

    「お客様、これは顔のせいです」

    ヘアスタイル、メイク以前の問題で、彼女たちが可愛く見えて、俳優たちが素敵に見える理由は、顔にあったことを忘れていたのだから。それも分からないまま、彼らのヘアスタイルをマネようとしたことが罪だったのだ。

    元々は、「お客様、これはコテです」から始まった言葉だ。パーマをしに美容室に行き、芸能人の写真などがスクラップされたヘアカタログを見ながら、「こんな風にパーマをあてたいです」と言うと、だいたい「お客様、これはコテです(손님, 이건 고데기예요)」という答えが返ってくる。(略して「손이고」だ)パーマではそのヘアスタイルは難しいという意味だ。特に芸能人のウェーブなどは全てコテでスタイリングしてあるため、ヘアースタイルを指定することと、コテだと否定されることを繰り返すことになる。そんな中、パーマもコテも必要ないスタイルの芸能人の写真を見せた瞬間、「お客様、これは顔です」と言われたというエピソードから始まっている。