記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
HOME > 新造語辞典

  • タイトル
    トンジャン:텅장
  • 解説
    ハングル:텅장

    ハングル発音:トンジャン

    意味:空の通帳

    解説:

    空の通帳を意味する텅텅 빈 통장(トントン ピン トンジャン)の略語。

    残高が1つもない通帳を意味する造語。

    最近、人々が口にするトンジャンは大概わずかな給料がたちまち引き落とされ、給料の次の日くらいには通帳が空になってしまう状態を意味する。

    給料ログインとログアウトがほぼ同時間帯に行われる自嘲的な表現が内包されている。

    就職ポータル「サラミン」の調査によると、会社員の給料消尽期間は平均16~17日だそうだ。約10日以上はトンジャン状態で過ごさなければならないわけだ。

    なぜ給料を使い切ったのか?明白な質問だが、会社員があげる理由は「少ない給料(58%)」が最も多く、「高い物価(43%)」が続く。無計画な消費と答えた人は21.8%にとどまった。

    最近、韓国で最も好ましい職場はカルテグン(定時に退勤すること)が保証されている職場だと呼ばれている。カルテグンをすれば生活の質は高くなるだろうが、お金を使う時間も増えるだろう。

    いつだったか聞いた話だが、大企業に入って財務パートに配属された会社員が1年の間に3000万ウォンをはるかに超える貯金をしたそうだ。通常の大卒社員の給与をほぼ貯金したわけだ。

    秘訣を尋ねると毎日の残業に土、日曜日まで仕事しようとしてお金を使う時間がほとんどなかったうえに、時間外手当が多く出たおかげだという。

    忙しい日常を送って残高が豊かな通帳を見て満足するのか、定時退勤後にしたいことをして、空の通帳を見てため息をつくのか?各自が自身で選択すべきことだろう。