ハングル：아테크

ハングル発音：アテク

意味：美術品を共同購入し高級レストランや大型ギャラリーなどに貸与して収益を得ること

解説：

Art+財テクの合成語。美術品を共同購入し高級レストランや大型ギャラリーなどに貸与して収益を得ること。

フランスのルーブル博物館にかかっているモナリザの価値を換算するとどのくらいだろうか？
フランスが滅びない限り売れることはないだろうが、面白半分で競売にかけると落札価格がどの程度になるか、たまにこんな不埒な想像もする。

2017年、ニューヨーククリスティーズ の競売でレオナルド・ダ・ヴィンチの作品「サルバトール・ムンディ（Salvator Mundi）」が4億5030万ドルで落札されたのだから、それよりはかなり高いだろう。

ルーブルがモナリザにかけた保険価格は8億ドルだ。

これを通じて推測してみると、約2兆ウォンではないかと思う。

もちろんこれは最小価格だ。購入者さえうまく出会えば40兆ウォンまで払うだろうというのが、美術品競売の達人たちの判断だ。昨年はフランスの企業家ステファン・ ジスタンアンがモナリザを500億ユーロで売ろうという提案を出したりもした。

このような絵はアテクには該当しない。
まだ価値が認められていない青年作家の作品を買っておいて未来に値上がりすることを期待するのがアテクに参加する大衆の希望だ。若い作家たちがたくさん参加するアートフェアに行けば、100万ウォン以下の作品にも簡単に接することができる。

アテクに参加しようと思ったら、まず絵を見ることができなければならない。
気に入る作品なら家にかけて鑑賞するだけでも投資価値は十分だろうから、遠い将来、値上がりするのは天からの贈り物と思ってもよさそうだ。

アテクのためのアドバイス

- 作家の自筆署名がはっきりしているかどうかを几帳面に確認しなければならない。
- 作品の出所と製作年度を確認する必要がある。
- 作品確認書を受け取っておくこと。
- 変色した部分はないか、キズはないか、保管状態をチェックする必要がある。