トップ >
テクノロジー > IT・科学 > SKハイニックス、米スタンフォード大と未来の半導体素子を開発
SKハイニックスは米スタンフォード大学と提携し、人間の脳神経構造に類似した未来の半導体素子の開発に乗り出す。SKハイニックスは13日、スタンフォード大学と強誘電体物質を活用した人工神経回路網の半導体素子の共同研究開発契約を締結したと明らかにした。
SKハイニックスはこのプログラムが将来、ニューロモフィック(Neuromorphic/脳神経模倣)チップの開発のための転機を用意できるものと期待した。既存のコンピューティングシステムは、「データ入力→CPU→メモリ半導体→データ出力」のように順次データを処理し、ビッグデータに対する対応は遅くなる。しかし、ニューロモピックチップを活用したコンピューティングを実行すると、人の脳のように同時多発的な演算と情報処理が可能となり、ビッグデータへの対応が早くなるとSKハイニックスは予想している。