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LGユープラス、ファーウェイ社製の5G通信機器を選択


第5世代(5G)ネットワーク事業者の選定と関連して、KTは最終的にファーウェイ社の機器を使わず、LGユープラスはファーウェイ社の機器を導入することで結論が出た。

19日の政府と業界によると、SKテレコム、KT、LGユープラスなどの国内通信3社は最近、ネットワーク機器のパートナーを確定した。 KTはファーウェイ社を除外してサムスン電子とノキアそしてエリクソンの機器を使用し、LGユープラスはファーウェイとノキアそしてサムスン電子機器を採用することにし、エリクソン製の機器は使わないことが有力とされる。

政府の高位関係者はこの日、「機器事業者選定が当初の予想より遅くなり、一部の通信事業者の場合は優先交渉者の選定作業なしですぐさま機器メーカーと本契約の手続きを踏みながら、契約価格を調整している段階」だとし、「来年3月の世界初商用化のスケジュールに合わせるために、国内の各通信会社は事業に速度を加えている」と述べた。

SKテレコムはすでに先月14日、サムスン電子、ノキア、エリクソンと手を握ったと公式に発表した。今回の装置選定の最大の関心事は「セキュリティ」問題が提起された、グローバル通信機器1位の中国ファーウェイ社の機器を採用するかどうかだった。通信3社はすべてファーウェイ社の機器の導入を検討したが、既存のLTEネットワークにすでにファーウェイ製機器を使用していたLGテレコムだけが互換性などを考慮して、一部で使用することに結論した。 5Gは商用化の初期に既存のLTEネットワークと連動するNSA(Non Stand Alone)方式だからだ。ただしKTとLGユープラスはファーウェイ社の機器を採用するかどうかを、企業レベルで外部に公開するかどうかについてはまだ未定との立場だ。 LGユープラスの関係者は、「ファーウェイ社のセキュリティに対する懸念は問題ないと結論した。スペインの検証機関でも問題がないと確認したと聞いている」と述べた。政府関係者も「事業者選定は各キャリアが決める問題」だと述べた。

SKテレコム、KT、LGユープラスなどの移動通信3社の周波数競売と機器事業者の選定が仕上げ段階に入ったことにより、12月1日に予定されている5Gの試験送出準備に全力を尽くすという方針だ。政府と移動通信3社は当初、来年3月の「世界初5G商用化」を目指して準備してきたが、米国企業の攻勢に対応し、サービス(ドングル方式)開始日を12月1日に繰り上げている。

先月14日、一番最初に機器事業を確定してサムスン電子とファーストコールまで終えたSKテレコムの関係者は、「ファーストコールを終えたことは現場に構築する準備を完了したという意味で、設置後の現場テストだけを終えればすぐにサービスが可能だ」とし、「他の企業よりも早く進めて十分な時間を確保しただけに、最適化したサービスを提供することができるだろう」と述べた。

機器選定に苦心していたKTとLGユープラスは、別々に事業者の選定結果を発表することはないと思われる。KTの関係者は、「現在のすべての可能性を開いて検討しており、外部に公表する問題は内部でも議論されていると聞いている」と述べた。

黄昌圭KT社長は11日、国政監査に出席し、「他の機器の会社と同一線上に華を検討している。5G目的に合致する機器社を選定して、近いうちに発表する」と明らかにした。

5Gサービスの拡大は、サムスン電子などのネットワークサービス事業者にも絶好の機会だ。 ファーウェイが価格などの破格的な条件を提示して移動通信3社に求愛を送ったのは、単にネットワークの拡張だけでなく、携帯電話の端末事業に対する進出までをも念頭に置いた布石だろうという観測が出ている。

いったんネットワーク網を敷くと10年以上は維持しなければならないうえに、継続的なアップグレードが必要なため、サムスン電子やファーウェイのようにスマートフォン事業も行う企業は、自社のネットワークを敷く端末までシナジー効果を享受することができる。

  • 毎日経済_シン・チャノク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-20 00:02:40




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