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バーバリー・トップショップ、ファッションブランドが「トラフィック数」にこだわる理由

消費者の反応から得られたビッグデータを分析 

  • バーバリー・トップショップ、ファッションブランドが「トラフィック数」にこだわる理由
最近、全世界のファッション企業に提供されるトレンド情報は厚い本ではなく、オンライン型のビッグデータに置き換えられている。

ビッグデータはブランドのマーケティングや広告活動をより効果的にする。実際、今までの広告業者は、どれほどの人が自分たちが作った広告に注目しているかについての実際のデータを少ない数値で持っているからだ。このような状況では、スマートアイウェアなどの機器で人の視線のデータを入手できれば、広告に大きな助けとなるだろう。また、ソーシャルメディアもブランド認知度とその商品を売るためのデジタル広報の手段として、多くの企業に活用されている。

すでにファッション業界は、広告のためにソーシャルメディアを最も広く使用している産業分野でもある。このため、ソーシャルメディアを介して、より簡単に消費者の反応に触れることが可能になった。このような領域に属しているビッグデータは消費者の反応を評価し、ブランドがトレンドを反映したり、否定的なフィードバックを解決するのに役立つ。

実例としてバーバリー(Burberry)とトップショップ(TOPSHOP)の場合、すでにランウェイのショーの途中で消費者の反応を評価するためのキャンペーンを開き話題になったことがある。これらのソーシャルメディアショーケースは、ショーに参加する有名人ではなく、多様な人たちの参加に焦点を合わせた。その結果、ランウェイショーの2時間後に100の国の200万人以上の人がトップショップのショーケースを見ることになった。

このような消費者の反応から得られたデータは、イメージをシェアした量、オンライントラフィック数、事前購入の可能性などの指標に変換され、ブランド産業のすべてのリスクを防ぐための戦略として活用されている。つまり、ビッグデータ分析を使用しているブランドは、新商品発売前より緻密で計画的な案を作成することができ、リスクを軽減できるという利点がある。
  • シークニュース_イム・ソヨン記者/写真=photopark.com
  • 入力 2014-09-18 17:07:42




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