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現代グロービス、過去最大の車両海上輸送契約を締結

中国から欧州へ 

現代グロービス(Hyundai Glovis)は世界的完成車メーカーのA社と、5千億ウォン規模の海上輸送契約を締結した。現代グロービスが海運事業に本格進出した2010年以降での、年間出荷契約額では史上最大の規模だ。

現代グロービスは16日の公示を通じて来年1月から12月までの1年間、A社が生産した中国内の車両を欧州に海上運送すると明らかにした。 1年の契約金額5018億ウォンは、現代グロービスが単一の完成車企業と結んだ契約の中では最大の規模だ。これは完成車の海上輸送市場でも類例なく大きな金額だ。

現代グロービスは昨年の独フォルクスワーゲンに続き、今回の契約まで次々と大型受注を獲得した。昨年、フォルクスワーゲングループは現代グロービスに5年間の長期海上輸送契約を任せた。 1年間で1千億ウォン、5年間で計5千億ウォンだ。現代グロービスはフォルクスワーゲンとアウディそしてポルシェなど、欧州から出荷されるフォルクスワーゲングループ内のすべての乗用車の中国向け輸出全体を単独で獲得した。

現代グロービスの関係者は「今回に年間契約を結んだ完成車メーカーのA社は、契約の規定上公開することはできない」とし、「ただしフォルクスワーゲングループではない」と語った。

現在、現代グロービスは90隻と80あまりの世界物流ネットワークを土台に、自動車運搬船の特性を活かして海上輸送サービスを提供している。大規模な船団を保有していることから船舶を柔軟に運営することが可能で、荷主が望む運航スケジュールにしたがって迅速に対応できる。
  • 毎日経済 | ソ・ジヌ記者
  • 入力 2021-12-16 17:29:28




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