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オンラインで脱税が広がる…ばれたら「税金爆弾」を受けることも

オンライン違法賭博は25兆、幅を利かせるブログショッピングモール 

  • オンラインで脱税が広がる…ばれたら「税金爆弾」を受けることも
  • < オンライン地下経済の類型 >

国内のある大手ポータルサイトのブログでベビー服のショッピングモールを運営するイ・ギョンヂンさん(仮名)は最近、市中銀行のPBセンターを訪問して税務相談を受けた。これまで売上げを隠して物を売ってきたが、少し前に国税庁からの「税金爆弾」に見舞われたからだ。脱税所得税と加算税を含め、なんと6000万ウォンの税金を一度に払うことになった。競争業者が虚偽売上申告で国税庁に通報したせいで、首根っこを押さえられた。イ・ギョンヂンさんは、「ブログで商品を販売する人は大部分が税金を払ってないのに、自分だけ運悪くひっかかった」と悔しさを爆発させた。

▶「脱税の温床」オンライン地下経済

インターネットショッピングモールが雨後の筍のように増え、私的空間だったブログまでが違法ショッピングモールの温床となり、税収の「死角地帯」となっている。その上、フェイスブックやツイッターなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)と海外直購まで、「ブラックマーケット」が毒キノコのように広がっている。会員1人当たりの価格を付けて「カフェ」や「ブログ」を丸ごと売買し、税金を脱税することはもう日常だ。オンライン賭博は全体の違法賭博市場の3分の1を占めるほど猛威を振るっている。いうなれば「オンライン地下経済」だ。

ショッピングモールで利用されるブログを含む全ブログは、ネイバーの場合は現在1600万に達する。一日だけで1万5000のブログが新たに生まれている。全ブログの訪問者数だけでも一日700万人に達している。ブログショッピングモールで商品を販売するには、インターネットショッピングモールと同様に、個人事業者登録と通信販売業申告を経て商品を販売しなければならない。しかし、このような規定を守らないショッピングモール運営者は未知数だ。

堂々と事業者として登録しながら、運営者と当事者のみ見ることができる別名「秘密コメント(ピット)」を通じた秘密の取引で税金を避けるケースも急増している。オンライン地下経済の主犯である違法賭博の市場は、すでに20兆ウォンに迫っている。

韓国租税財政研究院のイ・サンヨプ税法研究センター長は、「オンライン地下経済は所得と売上げ規模を推定することがさらに難しいため、所得税や消費税などの税金が脱税されやすい」とし、「制度的補完と取り締まりの実効性を高めなければならない」と指摘した。
  • 毎日経済_ウォン・ヨファン記者/ソン・ミンチョル記者/キム・シギュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-13 17:46:02




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