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ロッテワールドモールがオープン、世界最大のスクリーンの映画館も

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ソウルの蚕室(チャムシル)第2ロッテワールド低層階ロッテワールドモールは、14日から順番にオープンする。超高層タワーを除いて、延べ面積42万8934平方メートル(12万9753坪)規模のロッテワールドモールで14日、百貨店名品館の「アヴェニュエル」と「ロッテマート」「ハイマート」に続き、15日には「ロッテシネマ」、16日にはショッピングモール・免税店・水族館の順にそれぞれオープンする。

オープン前日の13日、アヴェニュエル1階正面玄関の両側には「カルティエ」「ブルガリ」「ヴァンクリーフ&アーペル」「エルメス」の売り場が続いていた。平均495平方メートル(150坪)を超える店舗サイズは、一般百貨店の売り場よりも2倍以上広くみえた。エルメスの店舗は、周囲に沿って歩くだけで80歩以上かかった。「L」字に曲がった曲線状の名品館は、斜めに横切るだけで180メートルを歩かなければならないほどだった。

▶ 高い天井に広い通路「スイートルーム」見ているよう

フロアごとに4メートル以上天井を高めたショッピングスペースはゆったりしており、ソウルで比較的最近に建てられたショッピングモールの永登浦「タイムスクエア」や汝矣島「IFCモール」よりも通路面積は広かった。これまでのロッテ百貨店名品館の3.1倍の規模(営業エリア2万9800平方メートル)に達するアヴェニュエルは合計で225店舗が入居し、このうち90店は海外高級ブランドでうめられた。特にエルメスは、国内初の生活用品を含むすべての商品を並べ、免税店にも入店する。ロッテ百貨店の李元濬(イ・ウォンヂュン)代表は、「ワールドタワーアヴェニュエルと既存の蚕室店では重複するブランドが3%程度に過ぎず、顧客離れの現象よりは相乗効果が起こることを期待する」と語った。

免税店もまた国内の市内店舗のうち、最大規模(営業エリア1万990平方メートル)でオープンする。アジアで2番目、世界的にも3番目に大きい。ショッピングモールもまた国内最大規模(営業エリア5万2797平方メートル)を土台に、総270のブランドを披露する。グローバルSPA(製造・流通一括衣類)ブランド「H&M」の高級ライン「COS」とスウォッチの編集ショップ「アワーパッション(Hour Passion)」など、16ブランドが国内初のショップを開設する。

国内外の有名グルメも大挙登場する。米フュージョン中華レストラン「P.F.チャン」、午前2時まで営業する「ハードロックカフェ」、豪のブランチレストラン「ビルズ(Bills)」などが国内に初めて進出する外食ブランドだ。5~6階には「ソウル3080」と「29ストリート」が用意され、1930年代のソウル鍾路通りと、1960~80年代の明洞、外国の有名な都市を体験することもできる。

ロッテシネマはアジア最大の映画館として登場する。21館で総4600席を備えた映画館は、ギネスブックに認定された世界最大のスクリーン(34×13.8メートル)まで用意した。水族館も650種・5万5000匹の海洋生物を土台に、水中トンネルと水槽窓などで構成された。

▶ 駐車問題は難路を予告

懸念された駐車場の問題は、オープン後もしばらくのあいだ解消されにくいとみられる。時間あたり700台が収容可能で、一日前から駐車場利用時間をコンピュータやスマートフォンで予約すれば駐車できる。事前に予約した場合でも駐車料金は10分ごとに1000ウォンずつ賦課され、3時間以上の駐車時は駐車料金に50%割増しまでつく。通常、週末に立ち寄った顧客が映画を見たり食事まで一カ所で解決することを考えると、5時間の滞在時には3万6000ウォンの駐車料金を払わなければならない。公共交通機関は地下鉄2号と8号線の蚕室駅と接続されて便利だが、家電製品の専門店ロッテハイマートや、一週間ごとに市場を開くロッテマートの利用客は不便を強いられると予想される。
  • 毎日経済_ソ・ヂヌ記者/イ・ユヂン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-13 17:40:46




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