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クーパン、第2四半期の売上高が過去最高 黒字転換まで秒読み


  • クーパン、第2四半期の売上高が過去最高 黒字転換まで秒読み
  • 8月1日、ソウル良才洞(ヤンジェドン)のある貨物トラックターミナルにクーパンの配達トラックが並んでいる。 [パク・ヒョンギ記者]

韓国の電子商取引(Eコマース)代表走者であるクーパンが今年第2四半期(4月~6月)の営業損失を1000億ウォン未満に抑えて好業績を記録した。これは昨年3月に米ニューヨーク証券市場に上場して以来の最低値だ。全体売上の90%以上を占める「ロケット配送」と「ロケットフレッシュ」など、コマース事業部の黒字規模が大きくなり6兆ウォン台の売上を再び牽引した。これで、これまで物流インフラストラクチャーの拡充など攻撃的投資で赤字に苦しんできたクーパンが、年間黒字転換への土台を作ったと評価されている。

クーパンが10日(現地時間)、米証券取引委員会に提出した業績報告書によると、会社は第2四半期の売上高6兆3500億ウォン(四半期平均為替レート基準)を記録した。昨年同期比27%成長した数値だ。最大の売上だった今年第1四半期(1月~3月)の51億1668万ドル(約6兆1650億ウォン)に続き、再び6兆ウォン台の売上を記録したが、ドル高の影響でウォン換算基準では最大の売上を更新した。

営業損失は6714万ドル(約847億ウォン)で87%減少し、1000億ウォン未満に減った。これは1年ぶりに10分の1ほどに赤字幅を減らしたものだ。クーパンInc理事会のキム・ボムソク議長は「今回の第2四半期の業績は長期的なビジネスの収益性を示す一部に過ぎない」としながらも「上場以後、四半期ごとにEコマースビジネスが成長しており今回も例外なく新しい記録を立てた」と鼓舞した反応を示した。

一方、2四半期連続で収益性が改善され、同日、クーパンの株価は前日より4.11%上昇した19.76ドルで取引を終えた。これは第1四半期の実績発表当日に9.67ドルまで下がり最安値を記録した後、104%上がった数値だ。
  • 毎日経済 | ホン・ソンヨン記者
  • 入力 2022-08-11 17:27:33




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