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新世界、仁川に2万席のドーム球場を建設 K-POPコンサートなどにも活用


プロ野球団「SSGランダース」を運営する新世界が2027年、仁川(インチョン)青羅(チョンナ)に2万席規模のドーム球場を建設する。24日、ユ・ジョンボク仁川市長と鄭溶鎮(チョン・ヨンジン)新世界グループ副会長は仁川市庁で会い、このような内容に合意した。

同日、鄭副会長はスターフィールド青羅の建設事業と連携し野球競技のためのドーム球場建設の意思をユ市長に伝えた。双方はドーム球場への接近性を高めるため現在進行中のソウル7号線青羅延長事業(2027年開通予定)に追加で駅舎を建設することについての議論を来年上半期中に終えることにした。

新世界のドーム球場は仁川西区(ソグ)青羅洞6-14一帯の16万5000平方メートル(約5万坪)の土地に2万席規模で造成される。プロ野球シーズンには仁川を本拠地とするSSGランダースのホームゲームが72日間、新世界ドーム球場で行われる。試合がない日にはK-POP公演、海外有名アーティスト公演、eスポーツ国際大会、各種展示などのための施設として活用される。ドーム球場の建設事業費1兆3000億ウォンは、新世界がすべて負担する。新設駅舎の費用は新世界とハナ金融タウン、現代峨山(アサン)病院など駅舎近隣の企業が分担する可能性が高い。

今回の決定には鄭副会長が昨年1月、SKワイバーンズを買収して名前を変えた野球団SSGランダースが今シーズン大きな成功を収めたことが影響を及ぼした。創立2年目を迎えたSSGランダースは、今年のプロ野球開幕以来、連続して1位を維持し、流通本業とシナジー効果を出している。鄭副会長が球団オーナーとして掲げた「スポーテインメント(スポーツ + エンターテインメント)」戦略が合致したのだ。

業界関係者は「2019年にスタートしたSSGドットコムの認知度を高めた立役者がプロ野球1位の野球団」とし「新世界グループの野球団に対する積極的な支援と投資がプロ野球で圧倒的1位という成績を作り出し、これにホーム観衆が増加して野球団のグッズや競技場の飲食物の売上が高い増加傾向を見せる好循環を作り出した」と説明した。
  • 毎日経済 | チ・ホング記者/ホン・ソンヨン記者
  • 入力 2022-08-24 17:34:39




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