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韓国最大の融・複合R&Dセンター、LGサイエンスパークの起工式

LGの研究頭脳結集「マゴグ時代」開く…朴大統領「果敢な投資で挑戦を見せてほしい」 

  • 韓国最大の融・複合R&Dセンター、LGサイエンスパークの起工式
△写真=LGの創造経済を支援した朴大統。朴槿惠(パク・クネ)大統領は23日、ソウル市江西区のマゴク産業団地で開かれたLGサイエンスパークの起工式で、具本茂(ク・ボンム)LGグループ会長と談笑している。前列左から朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長、ク・ボンム会長、パク大統領、尹相直(ユン・サンヂク)産業通商部長官。 [ギム・ヂェフン記者]

LG電子とLGディスプレイは生産工場を人件費の低廉な中国とベトナムなどに移しながらも、核心人材を活用した高付加価値の研究開発(R&D)だけは国内で守るという、具本茂(ク・ボンム)LGグループ会長の「ねばり」が実を結んだ。

LGグループは23日、ソウル市江西区のマゴク(麻谷)産業団地で、国内最大規模の融・複合R&Dセンター「LGサイエンスパーク」の起工式を行った。ク・ボンム会長は起工式で、「LGサイエンスパークは多方面の頭脳が集まって創造革新を追求する、わが国最大の融・複合研究団地になるだろう」とし、「優秀な国内の人材数万人を集めて育成し、技術と産業間の融合・複合を促進する」と述べた。

朴槿恵大統領は、国内の大手企業のイベントに就任後初めて参加し、「LGサイエンスパークは困難な時期であればあるほど、未来に対して果敢に投資し、技術革新を追求するチャレンジ精神をよく示している」とし、「世界市場をリードする技術と製品の開発を通じ、創造経済の拠点として発展していくことを願う」と称えた。

朴大統領はまた、「円安など対外環境の急変と競争国の追撃が加速して、内需低迷が続いて成長可能性に対する懸念も高まっている」とし、「困難な状況であればあるほど、果敢な投資を通じて危機後に対応しなければならない」と強調した。LGサイエンスパークは、サッカー場24面規模の17万平方メートル(約5万3000坪)の用地に建設され、研究施設18棟が立つ。完工時期は2020年で、事業費4兆ウォンが投入される予定だ。

総2万5000人が常駐し、LGグループの未来の食い扶持のための、研究の産室となる見込みだ。LGはサイエンスパークをソウル市を代表するR&Dランドマークとして作っていくという戦略だ。

この日の起工式には朴大統領をはじめ、ソウル市のパク・ウォンスン、産業通商部のユン・サンヂク長官、江西区のノ・ヒョンソン区長など、政府・ソウル市・地方自治体の主要人物が出席した。
  • 毎日経済_キム・ソンゴル記者/ハン・エギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-23 17:47:23




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