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チェ・ギョンファン経済副総理「労働者の賃金引き上げを通じた経済成長を」


崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理兼企画財政部長官は、最低賃金を含む労働者の賃金引き上げを通じた経済成長を強調して注目される。

チェ・ギョンファン副総理は4日、ソウル市明洞の銀行会館で開かれた国家経営戦略研究院の需要政策フォーラムでの講演で、「今年も最低賃金を迅速に上げるしかない状況」だとし、賃上げを通じた内需景気回復に経済政策の焦点を合わせることを示唆した。

チェ副総理はこの日、「適切なレベルの賃上げが起きなければ、内需は持続できない」とし、「米オバマ大統領も似たような主張をしており、日本の安倍総理は最初から、露骨に企業に賃上げを要求している」と指摘した。

政府関係者は、「賃金の引き上げなどの家計所得の増大を通じた成長政策は、これまで不動産刺激策と財政・通貨の拡張政策に比べて注目を受けなかった」とし、「今後、この部分が浮き彫りになりうるだろう」と語った。

チェ副総理はまた、最近の物価下落現象と関連して、「庶民の立場からは物価が下がると本当に良いだろうが、この2月の物価はたばこ値上げ分を除けばマイナス」と語った。チェ副総理は続けて、「低物価状況が続いて、デフレ懸念のために大きく心配をしている」と説明した。

また、チェ副総理は金融業界に対して「銀行業界は雇用と成長寄与度の側面で、むしろ後ずさりている」とし、「何か故障した状況」だと指摘して強度の高い金融改革を促した。
  • 毎日経済_ノ・ヨンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-03-04 18:16:31




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