トップ > 数字経済 > マーケット > ホームショッピング、家電・化粧品より「ファッション」が最高

ホームショッピング、家電・化粧品より「ファッション」が最高

特化されたファッションアイテムに集中 

  • ホームショッピング、家電・化粧品より「ファッション」が最高
昨年、内需市場の景気低迷が続いたにもかかわらず、ホームショッピング業界は高成長を続け、新しいショッピングの販路として定着した。

このような流れは、そもそも家電、生活用品、低価のファッション商品などが主流として登場していたホームショッピングが、より高級化されたファッション市場に集中しながらだ。これまでホームショッピングはオフライン売場に比べて質が低くて安価な商品だとか、不必要な消耗品を大量に出す流通チャネル程度としてみなされていた否定的なイメージから抜け出し、製品の質とデザインもまた他の高価ブランド商品と比べても引けを取らないという反応を得始めたということだ。

とくに、GSショップの場合、有名デザイナーブランドとの協業商品に注力、大衆との接近性を高め、流通チャネルのイメージを高級化するのに総力を傾けている。CJオーショッピングは、自社が直接つくたPBブランドを披露したり、海外コレクションなどに参加しながら、国内ファッション市場が海外への進出頻度を高めることに焦点を合わせている。CJオーショッピング側は「国内デザイナーが海外コレクション進出時、大きな困難として感じる物流プロセスを支援する予定」だと明らかにしたことがある。

よって、家で過ごす時間が長い4~50代の主婦層にとどまっていた購入年齢層が拡張され、若い世代はもちろん海外顧客まで徐々に吸収し収益を高めていく傾向だ。結果的に、ホームショッピング業界が弾力的に成長を続けていくためには、特化されたファッションアイテムに集中するしかない構造になった。

これにより、GSショップの関係者は「家電、生活用品の場合、顧客が一度購入すれば長く使用するため、交換周期が長い。よって、自然に編成頻度数も減っているのが事実だ。しかし、服や下着などファッションアイテムは季節、トレンドによって新しい製品に対する需要量が高い」とし、今年一年もファッション分野を続けて強化していく予定だと述べた。

何より昨年、景気低迷が続き、消費心理が減ったにもかかわらず、ホームショッピング業界の販売量だけは楽観的だった点に業界関係者は「他の高級品ブランドより、はるかに安い価格台だが、品質、素材、サービス面で引けを取らない戦略に集中、比較的容易に消費者の財布を開くことができたようだった」と口をそろえている。

また「このような流れは、内需市場に大きな変化が生じない限り、今年一年も続くものと展望される」と明らかにし、当分の間、ホームショッピングの上昇の勢いが続くものとみられる。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者
  • 入力 2014-02-14 16:39:12




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア