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韓国、企業所得の割合がOECDの中で最も高い

パク・ウォンソク議員「GNPはなく、GNI比で比較して、法人税をさらに引き上げるべき」 

韓国の国民総所得(GNI)比での企業所得の割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で圧倒的に高い水準であることが分かった。

5日、国会の企画財政委員会のパク・ウォンソク議員(正義党)によると、2009年から2013年まで、韓国のGNI比の企業所得の割合は平均25.19%で、OECD加盟国の中で最も高かった。

他のOECD加盟国の平均値(18.21%)と比較して7%ポイント程度高い数値だ。年度別では2009年に23.47%、2010年に25.70%、2011年に25.83%、2012年に25.79%、2013年に25.15%だった。2009年から2012年までの4年間は、関連資料が公開されたOECD加盟27カ国中で最も高かった。 2013年だけはアイルランドに続いて2番目に高かった。

特に、韓国の企業所得の割合は、2000年以降、OECD加盟国の中で最も急激に増加した。2000年の韓国の企業所得の割合は17.64%で、OECD加盟国の平均と同じくらいで、12位と中間に位置した。しかし、その後、企業所得の割合が急激に増加し、2005年には21.34%、2010年以降には25%を超えた。2013年の企業所得割合は、2000年に比べて7.52%ポイント増加した。一方、同じ期間OECDの他の加盟国の増加幅は0.62%ポイントと、ほとんど変化がなかった。

パク議員は、「韓国の法人税の最高税率は、OECD加盟国の平均よりも低いが、国内総生産(GDP)比での法人税の割合がOECDのうち5位程度であるのは、企業所得の割合が1位の水準だから」だと指摘した。彼は「GNI比OECD 1位の水準である企業所得割合を考慮すると、法人税をさらに上げなければならない」とし「GNP比での法人税の割合が高い水準だからという理由で、法人税引き上げに難色を示すことは理解し難い」と述べた。
  • 毎経ドットコム デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-10-05 08:22:20




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