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食材も売るSPC店舗

新論ヒョン駅近くに「パリバゲット・マーケット」 

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  • < ソウル新論ヒョン駅付近に開店した新しい店舗「パリバゲット・マーケット」 >

SPCグループのベーカリーブランド「パリバゲット(Paris Baguette)」が、パンだけでなくチーズ、バターなどの食材とホットドッグ、スープなどを一緒に売る、新しい形の総合店舗をオープンした。パリバゲットを運営するSPCグループは最近、ソウル新論ヒョン駅近くに、旗艦店「パリバゲット・マーケット(PARIS BAGUETTE Market)」を開いたと10日、明らかにした。

この店舗はベーカリー、スナック(軽食)、飲料、デリー(食材)(deli:delicatessen)コーナーに区切られているのが特徴だ。最も顕著なのは、店の真ん中に位置するスナックコーナーだ。スナックはヨーロッパ式食文化で、サラダ、サンドイッチ、スープなどの軽食を指す。手作りバーガーとホットドッグなどのメニューを注文と同時にグリルオーブンで焼いて提供する。

デリーコーナーでは、製パン用小麦粉からフランス産バターと牛乳、チーズ、ドイツ産の加工肉など、パンに関連する様々な食材を提供する。トースター、コーヒーミルなどの機器も購入することができる。

パリバゲットは、今回の店舗開店を記念してSPCの母胎である「賞美堂」をテーマにした製品を披露する。70センチ長さの大型食パン「賞美堂食パン」が、それだ。賞美堂はホ・ヨンインSPC会長の父親である故ホ・チャンソン名誉会長が、1945年、黄海道甕津に立てた小さなパン屋だ。賞美堂食パンは開放されたキッチンで、製パン者が直接作り、新食感の食パンとくるみ・ライ麦食パン2種類が出てくる。昔の思い出をよみがえらせる伝統ドーナツとコロッケ、手作りケーキと解毒ジュース、エッグタルト・チュロスなどのデザートも一緒に販売する。

SPC関係者は「今回の店舗は、既存の店舗概念を拡大して、パンと関連する様々な食品を一度に売る『ライフスタイル・ベーカリー』を志向する」と説明した。
  • 毎日経済 ソ・ジンウ記者 / 写真提供=SPC | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-12-10 17:08:28




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