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韓国中産層100万人、 信用下層民 に墜落

金融危機後、中間信用者の25%が銀行から追い出され/年間所得の85%借金返済に使う...負債罠深化 

◆脱出口見えない家計負債◆

  • 韓国中産層100万人、 信用下層民 に墜落
2008年の金融危機以降、5年、新しい中信用(10等級中5~6等級)借り手の4人に1人が低信用者に墜落したことが分かった。銀行の融資を受けていた人々が、第2金融圏や街金を使わなければならい低信用者(7~10等級)に転落した。

所得基準では、個人所得2000万ウォン以上の借り手のうち64万人が低信用者に墜落した。中産層の個人年収1500万円以上を見たとき、中産層の100万人以上が低信用者に墜落したものと把握される。

金融専門家らは、1000兆ウォンを突破した「家計負債の罠」が低信用・低所得者をますます増やし、わが国の内需回復に立ちはだかる最大の雷管として浮上していると指摘した。総合的中長期的な家計負債対策が至急だという話だ。

イ・ヂャンヨン(李昌鏞)韓国銀行金融システム研究チーム課長とイム・ヨンヂュ調査役は、「金融危機以後の家計債務者の現況」報告で、2008年6月末当時の中信用の借りての25.2%(約105万人と推定)が2013年6月現在低信用に下落したと明らかにした。高信用(1~4等級)借り手の中では7.2%が中信用に下落した。

低信用層に下落した債務者は、年間収入の84.8%を負債返済に使うことが分かった。金融危機前は14.2%だったことに比べると6倍悪化した。20代の低信用下落率(27.9%)が最も高い点も心配な部分だ。過去5年間で低信用に落ちた割合は、30代(16.2%)、40代(14%)、50代(11.9%)の順だった。

イ・ヂャヨン課長は、「最近の20代の雇用率が低下し、就業年齢も遅れて学生ローンを返済するために、収入がなくても融資が可能な第2金融圏を探している場合が多い」とし、「通常、新社会人が融資を受けると信用が3~5の評価だが、ノンバンクから受けるならばそれよりも評価が落ち、回復が容易ではない」と述べた。

雇用形態別にみると、賃金労働者(9.9%)に比べて無職(17.2%)と自営業者(11.6%)が低信用層に下落した割合が高かった。融資規模別では、少額融資利用者の信用格付けの下落率が、1億ウォン以上の巨額融資者の2倍に達した。1000万円未満と1000万~2000万ウォンの貸し手は、それぞれ19%、19.2%を占めたのに対し、1億ウォン以上の巨額融資者は9.7%を記録した。

これは金融危機後の生活資金を用意するために、高金利の小額信用貸付を受けた借り手の信用格付けが多く墜落したためとみられる。
  • 毎日経済_ファン・イニョク記者/イ・ヒョンヂュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-02-04 17:44:08




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