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韓進海運、社船を今月に全量処分


  • 韓進海運、社船を今月に全量処分
韓進海運は早ければ今月中に、保有している社船処分の作業を完了する。

4日、海運業界の関係者は「海外船主から韓進海運が借りた傭船は、返却作業が終わった」とし、「社船も今月中に処分を終えると聞いている」と語った。業界では荷物を乗せる船舶がなければ営業活動は停止するしかないという点から、実質的に韓進海運が破産手順に入ったと見ている。

現在、韓進海運はコンテナ船22隻を持っている。このうち傭船(借り船)2隻は海外船主に返却する予定であり、社船のうち5隻は資産売却プログラムに入れて、国内の船社に売却する作業が進行中だ。残りのコンテナ船15隻は船舶金融を通じて、国内外の銀行から金を借りて購入した船だ。韓進海運側は金融機関の負債を返済するために、残りの社船もすべて処分することに決定したと伝えられた。

韓進海運の破産の運命は、今月10日以降に決まる見通しだ。この日の法曹界によると、韓進海運の回生・破産かどうかをはかる調査委員(サミル会計法人)の実査報告書の提出日程が、4日から一週間後に延期された。資産売却と関連して、最も重要な資産に分類されているスペインターミナル(アルヘシラス)は、現代商船の買収が有力だ。現代商船はターミナルの買収を通じて米州路線にヨーロッパ・アフリカの拠点港湾を連携し、営業力強化に乗り出す方針だ。
  • 毎日経済_キム・ジョンファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-04 17:54:00




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