トップ > 数字経済 > マーケット > 伸張傾向を見せるPCメモリー半導体

伸張傾向を見せるPCメモリー半導体


これまで冷えきっていたPC用メモリー半導体が1カ月で20%以上価格が上がるなどと、むしろ「親孝行商品」として名を上げている。半導体メーカーが市場規模が大きくなるモバイルDRAMの生産に集中したため、相対的にPCメモリー分野で供給不足現象が発生したためだ。

27日、半導体市場調査機関であるDRAMエクスチェンジによると、DRAMの標準製品であるDDR34ギガビット(Gb)の平均契約価格(固定取引価格・512M×81333 /1600Mtz基準)が10月末基準で1.88ドルで、9月末より25.3%も上昇した。3年7カ月ぶりの最も高い数値だ。

このような価格の上昇は、結局供給不足のためだ。業界によると、半導体メーカーがモバイルDRAMやサーバ用DRAMの生産の中心を移動しながら、メーカーのメモリ生産量でPC用メモリーが占める割合は20%以下にまで低下した。

一方、『オーバーウォッチ』などの推奨仕様が高いゲームの人気が上がりながら、PCのアップグレードのためのPCメモリーの需要が増大するなどと、需要側は堅調な傾向を見せており、PCメモリーの在庫は引き続き減少するものと見られる。このような市場の状況は当分続く見通しだ。DRAM市場は、サムスン電子とSKハイニックス、マイクロンの3強構図が続いており、3社の第2四半期基準のシェアは92.9%にのぼる。これらが生産設備を増やす計画もない状況だ。
  • 毎日経済 ウ・ジェユン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-27 17:35:23




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア