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ハルラ、電気自転車「マンド・フットルース」ヨーロッパへ輸出

主力社のマンドが生産・流通担当...8月にマンド・フットルースの新モデル出荷 

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韓国の漢拏(ハルラ)グループ(会長チョン・モンウォン)が電動自転車事業を新たな成長事業として育てるために、系列会社の組織改編を断行した。

漢拏グループによると15日、漢拏マイスターにあった電動自転車流通・販売本部(SPMチーム)を、自動車部品の系列会社である満都(マンド)に統合させる内容の系列社間組織改編を断行した。これをもって、電気自転車(マンド・フットルース)に対する技術開発と生産・製造はもちろん、流通と販売も担当することになった。

漢拏マイスターに属していた電動自転車の流通・販売本部所属の従業員は先週、京畿道の板橋(パンギョ)にある満都社屋に移転を終えた。漢拏グループの関係者は、「関連会社に分離されていた生産と流通機能を統合することで、電動自転車事業をより強化するための布石」だと説明した。

漢拏グループは今年の上半期、マンド・フットルースをヨーロッパ地域に輸出したのに続き、8月には新型モデルを出荷する計画だ。

マンド・フットルースの新型モデルは、電気バッテリーを自転車本体から分離し、別途に充電可能なように製作されと伝えられた。第1世代のモデルとは異なり、バッテリーを分離して充電できるので、消費者はより簡便に電動自転車を利用できるというのが会社側の説明だ。

まもなく発売される新型モデルは、デザインと色使いも従来モデルよりもいっそう洗練されたものになる予定だ。漢拏グループが2012年10月に初めて発売したマンド・フットルースは、3時間の充電で最大40キロメートルを走ることができ、チェーンのない電動駆動方式は丘の多いヨーロッパ地域で特に大きな関心を集めている。

漢拏グループは2009年、知識経済部(いまの産業通商資源部)の国策課題のうちのひとつとして自転車用の電子制御装置と発電機を開発し、3年間の研究開発を経て2012年10月に最初の製品を発売したものだ。

特に鄭夢元(チョン・モンウォン)会長が電気自転車事業に大きな愛着と関心を持っており、研究開発と販売・輸出を直接指揮していると伝えられた。

漢拏グループは今年の上半期、マンド・フットルースをオランダのスキポール空港の免税店をはじめ、ヨーロッパ地域の有名百貨店7店に入店させ、現在はドイツと中国にも電動自転車を輸出するために、現地の販売代理店との契約交渉を進めている。

マンド・フットルースは4月にモナコで開催された「2014年トップマルケス・モナコ」に展示されたが、当時のモナコ王アルベール2世が直接マンド・フットルースを試乗して注目を浴びた。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-15 17:21:47




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