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SAMGアニメーション、モンスターとロボットを結合させた新作アニメ「MONKART」を発表


  • SAMGアニメーション、モンスターとロボットを結合させた新作アニメ「MONKART」を発表
『MONKART』の製作発表会に参加した関係者たちが『MONKART』の主人公モンスター「ドゥラカ」とポーズを取っている。左からキム・スフンSAMGアニメーション代表、チョン・ヨンホンEBSアニメーション部長、チョン・インチョンYOUNGTOYS代表。[写真提供=SAMGアニメーション]

「モンスターとロボットを組み合わせた新しいアニメーションジャンルの開拓に欲がありました。『MONKART』はその結果物です」

21日ソウル江南区パティオナイングレースホールで開かれた『MONKART』の制作発表会で、韓国のアニメーション制作会社のSAMGアニメーションのキム・スフン代表が『MONKART』の制作背景をこのように紹介した。キム代表は「大学生のころにポケットモンスターがアニメーショントレンドの変化を主導するのを見て、一度作ってみたいと考えていた」とし「『MONKART』は現在の韓国アニメーションのトレンドであるロボットと自動車から抜け出さず、さらにモンスターを組み合わせた新しい創作物だ」と説明した。

『MONKART』はSAMGアニメーションとEBS、KT、YOUNGTOYSが共同企画・制作したファンタジーアクションアドベンチャージャンルのアニメーションだ。

モンスターがカートに乗ってレースバトルを繰り広げる『MONKART』は、国民スポーツとして定着したカーモン王国の話を扱う。初期の企画期間だけで3年が所要され、約70億ウォン規模の制作費が投入された。1編当たり13分、全52編のシリーズ物として構成され、8月末にEBS1TVチャンネルを通じて初放送される予定だ。また今年の下半期にはオルレTVを含んだIPTVとCATV、モバイルVODなど様々なチャンネルを通じて視聴者を訪れる予定だ。

キム代表はアニメーションコンテンツを活用し、様々な事業を設けるというOSMU(One Source Multi Use)戦略も明らかにした。彼は「2017年下半期に成功ローンチをはじめとし、キャラクター玩具事業、放送チャンネルの拡大に至るまで積極的に事業を展開していく」と伝えた。

最初の一歩は玩具からスタートさせる予定だ。『MONKART』の玩具開発に参加した玩具コンテンツ専門企業のYOUNGTOYSは、8月中にモンスター合体ロボットの玩具を披露する。

YOUNGTOYSのキム・ヒョンドンデザイン研究所長は「発売される『MONKART』の玩具は、新概念のロボットとして簡単な組立工程と様々な機能を披露するのに焦点を置いた」とし「下半期に6つのビートロイドと4つのメガロイド、合計10個の製品を発売する」と明かした。

『MONKART』プロジェクトには『美少女戦士セーラームーン』『ワンピース』『カウボーイビバップ』『らんま1/2』など日本の有名アニメの脚本に参加したアニメーション脚本家の「山口亮太」がメイン構成作家として参加した。ここに3Dアニメーション業界からは、韓国人で初めて2011年にエミー賞のキャラクターアニメーション賞を受賞したSAMGアニメーションのチャン・ソン監督が製作に参加して映像美を加えた。

製作発表会に参加した山口亮太作家は、「SAMGアニメーションが制作した3D映像を見て可能性を感じた」とし「『MONKART』は韓国を越えて世界的に人気を継続し、認められることができるだろう」と所感を伝えた。
  • 毎日経済 チェ・ヒョンジェ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-06-22 09:00:08




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