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金塊の密輸増加、摘発量は前年対比375%増加

韓国 関税庁 

今年に入って金塊密輸摘発が大きく増えている。

10日、関税庁によると、今年上半期の金塊密輸摘発件数は19件で、63㎏に至る金が不法で入ってきた。これは昨年上半期の4件・11㎏と比べて件数は375%・摘発量は469%増加した数値だ。摘発された密輸金塊の時価も6億2000万ウォンから28億4000万ウォンへと358%も増えた。金塊は価格に比べて嵩が小さく、海外旅行者などを通じて手軽に運搬できるうえに、密輸成功時、脱税による高い収益が保証されるため、密輸の誘惑が消えないものと関税庁はみている。

また、今年に入って金塊密輸摘発が大きく増えたのは、去る4月までは金塊の国際市勢が国内市勢より高かったが、5月からは国内外の市勢が類似したからだ。これにより、関税庁は昨年5月に「金情報分析チーム」を設置し、頻繁な出入国者の滞留国ならびに滞留期間・同行者などを分析するなど金塊密輸摘発を強化している。

関税庁の関係者は、「これまで金塊密輸は台湾・香港から仁川・金浦・金海空港や仁川港を主に利用したが、最近では瀋陽など中国から仁川空港へ主に搬入されている」とし、「中国・瀋陽の税関と中国の高級組織に対する共助捜査を推進している」と伝えた。
  • 毎経ドットコム速報部 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-10 10:35:46




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