トップ > 数字経済 > 企業 > ヒョソン重工、世界最大規模のSTATCOMの設置完了

ヒョソン重工、世界最大規模のSTATCOMの設置完了


再生可能エネルギー事業を新たな成長動力として育てている暁星(ヒョソン)重工業は、世界最大規模のスタコム(STATCOM/静止型無効電力補償装置)の設置を完了した。国内唯一でズタコムの商用化技術を保有しているだけに、これによって海外市場への進出にも積極的に乗り出す方針だ。

ヒョソン重工業は26日、韓国電力公社の新栄州(シンヨンヂュ)変電所と新忠州(シンチュンヂュ)変電所に、それぞれ400Mvar(メガバール)級のスタコムを25日に設置して竣工式を行ったと明らかにした。今回設置した400メガバール級のスタコムは、単一設備を基準にすると世界最大規模だ。

スタコムは送電効率を高め、電力を安定して供給できるようにする装置だ。発電所で電気を発電して各家庭に到着するまで電流が流れても、実際には何らの仕事をしていない無効電力が発生する。スタコムはこれを効果的に制御して送電効率を向上させ、より多くの電力を送電できるようにする。

特に電気の流れを能動的に制御することにより、風力や太陽光などの再生可能エネルギー発電時に、気象状況に応じて発電量が急変しても出力電圧を一定に維持し、安定して電力を供給することができるようにする。韓電の関係者は、「送電効率が高まって首都圏にも安定して電力を供給することができ、年間3000億ウォン規模の電力購入費を削減できると予想される」と述べた。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-26 17:37:22




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア