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テバンパテック、即席容器包装の新技術開発

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  • テバンパテック、即席容器包装の新技術開発
  • < チョン・ヒグク代表が角に小さな穴が空いた即席調理容器を持ち上げて見せている >

コンビニだけでなく、家庭でもカップ汁、カップご飯、即席丼、即席トッポッキのような小容量の簡便食を電子レンジで温めて食べる場合が多い。シングル族と共働き夫婦の増加など、人口構造の変化とキャンプ族の増加など、ライフスタイルの変化のためだ。単純な調理過程だけを踏むだけで手軽に食べられるように食材を加工・調理・包装しておいた家庭用簡便食(HMRㆍHome Meal Replacement)市場規模は、2000年代後半から今年1兆3000億ウォンなど、より恐ろしく成長すると予想される。よって、簡便食を込める「即席調理容器」も需要が急増している傾向だ。

しかし、主に白色系列の薄いプラスチック(PPポリプロピレン)素材で軽く作る即席容器は、機能と使用法が一律的だ。四角形でも円形でも容器枠には内容物が漏れないように透明包装フィルムが丈夫についていて、電子レンジで調理する時は簡便食が「ポン」と炸裂しないように、透明包装フィルムを薄く切ったり、つまようじで穴を開けたりもして角の方をそっと引き離して使う。しかし、このような不便を解決した容器が出た。京畿道楊州市の食品包装材専門メーカーのテバンパテック(チョン・ヒグク代表)が圧力を受けると自らそっと炸裂する即席容器(商品名:チムペク、煮込PACK)と包装機械を初めて特許開発し、国内外の食品・流通業者に供給を開始した。

バンパテックのチム・パック(煮込PACK)が自動でそっと炸裂する原理は、角の圧力差にある。四角容器の場合、4個の角のうち対角線に連結される2個の角だけ内側に突出させてその部位に小さな穴を作った。このようになれば電子レンジで熱を受けて包装フィルムが最大限膨らんだ時、突出した2つの角が他の角よりストレスをはるかに受けて突出角の内側がそっと炸裂して膨張した水蒸気が穴に漏れる。円形や三角形の容器も同じ原理だ。

即席容器がこのように自ら炸裂すれば、肯定的効果が非常に多い。まず、簡便食の食感がよりしこしこする。包装フィルムを剥がさずに加熱して、できるだけ水分が飛ばされないよう捉えて食物の乾燥現象を減らすためだ。チョン・ヒグク代表は「圧力鍋の原理を導入したもの」とし、「まるで蒸した食べ物を食べるような効果を感じられるように開発した」と強調した。チョン代表は 「チム・パック(煮込PACK)は汁やヤンニョム(調味料)が多く、韓食(韓国料理)を家庭簡便式で包装するのに最適な容器」とし、「韓食が世界に伸びていくためには、味がまず確保されなければならないため、チム・パック(煮込PACK)は、韓食世界化の基底となることができる」と意味を付与した。

チム・パック(煮込PACK)は剥がさずに加熱するため調理時間を短縮し、テイクアウトが容易で、再保管と再加熱が可能だ。共働き夫婦の子供が自ら食べ物を料理する時により安全な長所もある。

チム・パック(煮込PACK)が、既存の即席容器市場でまさに革命と呼ばれ、グローバル企業のラブコールを受けている。米国東部地域の最大のスーパーであるニューヨークマートが先月1次注文をして来て、英国の世界的な特殊包装材の流通会社であるシーレーン側はテバンパテックと東南アジアの合弁進出のための了解覚書(MOU)を締結することにした。日本・ベトナム・タイの梱包材メーカーも輸出交渉を進行中だ。

チョン代表は「HMR用即席容器の世界市場を先取りするものと期待している」と述べた。
  • 毎日経済_ミン・ソクギ記者/ 写真=テバンパテック | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-24 17:22:30




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