キム・ヨンギョンでひとつになった韓国女子バレー 双子いなくても最高成績目指す


やはり「バレーボールの女帝」だった。キム・ヨンギョン(33・上海)を中心に団結した韓国の女子バレーボール代表チームが、オリンピック最高成績に挑戦する。

韓国の女子バレーボール代表チームが奇跡の行軍を続けている。ステファノ・ラバリニ監督率いる韓国は5日午前9時、東京・有明アリーナで開かれたトルコとの準々決勝で白熱の一戦を繰り広げた末にセットスコア3対2で勝った。

これにより韓国は準決勝に進出、メダルを狙えるようになった。韓国女子バレーボールがオリンピックでベスト4に入ったのは2012年のロンドン大会以来9年ぶりのことだ。またメダルに関しては1976年のモントリオールオリンピックの銅メダル以来、45年ぶりの挑戦になる。

  • 4日、東京・有明アリーナで開かれた「2020東京オリンピック」女子バレーボール準々決勝で韓国とトルコの試合で韓国がセットスコア3対2で勝利した。キム・ヨンギョンがベスト4進出に喜んでいる。写真(東京):チョン・ジョンファン記者

客観的な戦力ではトルコが上回っていた。トルコは世界ランキング4位、韓国は14位だ。力と高さの両方でトルコより劣るという評価が多かった。しかし、予選グループリーグから世界バレーボール界の予想を裏切った韓国はオリンピックの歴史を新たに書いている。

中心には主将キム・ヨンギョンがいる。ワールドクラスの実力を備えたキム・ヨンギョンは攻守で身をなげうって大活躍してチームをベスト4へと導いた。この日、キム・ヨンギョンはチーム内最多の28点を記録した。ディグもリベロのオ・ジヨン(33・GSカルテックス)よりも多い16個を記録した。キム・ヨンギョンだけでなく、パク・ジョンア(28・道路公社)、ヤン・ヒョジン(32・現代建設)、キム・スジ(34・IBK企業銀行)、キム・ヒジン(30・IBK企業銀行)なども力を添えた。

事実上、今回の五輪はキム・ヨンギョンが出場する最後の大会という視線が強かった。しかし韓国女子バレーボール代表チームは歴代最弱体という評価を受けてきた。主軸だったイ・ジェヨンとイ・ダヨンの双子の姉妹が、過去のいじめ事件に関与していたとされ代表資格を喪失し、GSカルテックスの3冠を牽引したカン・ソフィも右足首の手術を受けて抜けた。

オリンピックを控えても雰囲気は落ち着かなかった。6月に行われたバレーボールのネーションズリーグ(VNL)は期待に及ばない成績となった。しかし、キム・ヨンギョンを中心に固く団結した女子バレーボールチームは大躍進を見せた。

この日もセットスコア2対1で惜しくも逃した4セットでキム・ヨンギョンは仲間たちに「たくさん声掛けをしよう」と促し、5セットでは14対11からトルコの連続得点で14対14へと追いつかれると「ゆっくりと、ひとつだけしよう」と励ますなどリーダーとして雰囲気を整える姿を見せた。

そしてこの日の試合を終わらせたのもキム・ヨンギョンだった。試合最後の得点を入れてコートで仲間たちと喜びを分かち合った。

45年ぶりのオリンピックメダルに挑戦する韓国女子バレーボールは歴代最高の成績も狙うことができる。準決勝で勝利すれば決勝進出と同時に銀メダルは確保される。キム・ヨンギョンを中心に団結した韓国女子バレーボール代表チームが大会で奇跡の行進を続けていくのかが注目される。
  • アン・ジュンチョル MKスポーツ記者
  • 入力 2021-08-04 12:10:42