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エンタメ > 韓国ドラマ > 「黄金色の私の人生」3年ぶりKBS週末ドラマで40%の視聴率突破するか
『黄金の私の人生』が20話目にして視聴率36.0%を記録し、40%の壁に一歩近づいた。
KBS2TV週末ドラマは強い視聴層と週末ゴールデンタイムを基盤に毎作品高い視聴率を記録している。しかし2014年8月から2015年2月まで放送された『家族なのにどうして~僕らの恋日記~』以降約3年間40%の壁を突破する作品は現れていない状態だ。『家族なのにどうして』は放送当時43.3%という脅威的な自己最高視聴率を記録し、KBS2TV週末ドラマ復興期を導いた。
『家族なのにどうして』以降、『お願い、ママ』が38.2%、『月桂樹洋服店の紳士たち』が35.8%、『お父さんが変』が36.5%を記録し、毎回40%の壁突破に対する期待を集めるものの、視聴率40%台の壁はとても高いものだった。
こうした状況の中で、今年9月に初放送された『黄金色の私の人生』は2話放送にして視聴率20%の壁を突破し、ものすごい視聴率高空行進を開始させた。続く8話で30%を突破した『黄金色の私の人生』は遂に40%の高地を目前んしている。
先立ってセクハラ問題に包まれた後、地上波復帰を知らせたパク・シフの復帰作という点から憂慮半分期待半分で出発した『黄金色の私の人生』。制作発表会にて「マクチャン設定はない」と公言した制作陣の言葉とは違い、作品序盤にキム・ヘオクが実子シン・ヘソンを実の財閥家の娘ソ・ウンスの代わりに財閥家に送るという設定でマクチャン週末ドラマに対する憂慮まで加えてしまった。
しかし物語が展開しながらパク・シフは安定した演技力で、「マクチャン」という汚名を被るところだった物語は、自身の立場が変わったという事実を知ったシン・ヘソンと周辺人物たちの精密な感情演技と納得可能なストーリー進行でそれぞれに向かう憂慮を払拭させた。
またまだ折り返し地点にも入っていない状況にて、財閥化の実の娘ソ・ウンスが自分を騙してきた家族の嘘と出生の秘密を同時に知ったことで休む間なく溢れ出すストーリーにさらに拍車がかかった。実娘と偽娘の正体が明かされることに焦点を置くのではない、そのストーリーを先にオープンし家族間の葛藤と和解に焦点を合わせるという『黄金色の私の人生』の意図が感じられる爽快な展開だ。
このように『黄金色の私の人生』の素早い展開と、脈略のあるストーリーに視聴者もまた毎回高まる視聴率で答えている。これまでの視聴率上昇の勢いから予想すれば、『黄金色の私の人生』の視聴率40%突破はさほど遠くはなさそうだ。
3年ぶりにKBS週末ドラマ40%の壁を越えるという期待を集める『黄金色の私の人生』。視聴率のプレッシャーを払拭した作品には、今後「マクチャンはないがすっきりする」物語を続けていかねばいけないという宿題だけが残った。