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視聴率&演技力&サイダー結末の「無法弁護士」…シーズン2への期待高まる


  • 視聴率&演技力&サイダー結末の「無法弁護士」…シーズン2への期待高まる
『無法弁護士』がシーズン2への可能性を見せた。視聴率、演技力、サイダー結末はシーズン2の可能性を高めた。

1日の午後、tvN『無法弁護士』が放送を終了した。すべての心をすっきりさせるサイダー結末だった。

この日の放送でポン・サンピル(イ・ジュンギ)とハ・ジェイ(ソ・イェジ)はチャ・ムンスク(イ・ヘヨン)がこれまでに行ったすべての悪事を証明するための裁判を準備した。ポン・サンピルはチャ・ムンスクがけしかけたキム秘書(チョン・ヨンフン)に殺されそうになるアン・オジュ(チェ・ミンス)を助けて法廷に出るという約束をさせ、ナム・スンジャ(オム・ヘラン)にもチャ・ムンスクの悪行を法廷で証言するように要求した。

最後までチャ・ムンスクの権力と戦う勇気がなかったナム・スンジャは、自分がチャ・ムンスクにより刑務所に収監されたにもかかわらず、チャ・ムンスクに対する高い信頼を捨て切れない娘のカン・ヨンヒ(チャ・ジョンウォン)の姿を見て証言することを決心した。

結局、ポン・サンピルはナム・スンジャとアン・オジュを証人席に立てチャ・ムンスクが数十年前から今まで行った殺人教唆の疑いを1つ1つ暴露し、チャ・ムンスクの悪行の当事者だったノ・ヒョンジュ(ペク・ジュヒ)が登場し、チャ・ムンスクの罪が明らかになった。結局、チャ・ムンスクをはじめ彼女の悪行に加わった人々がすべて拘束されポン・サンピルの復讐が終わった。これと共にポン・サンピル、ハ・ジェイがソウルでの特捜部として新たなスタートをし、シーズン2への可能性を残したまま『無法弁護士』は放送を終了した。

『無法弁護士』のシーズン2の可能性をみせたのは、シーズン2を暗示するドラマの内容だけではなかった。『無法弁護士』には、シーズン2の制作意志を後ろ盾する視聴率と演技力が伴った。

『無法弁護士』の16話はサイダー結末で8.9%という高い視聴率で放送終了を迎えた。これは前作『ライブ~君こそが生きる理由~』の最高視聴率の7.7%よりもなんと1.2%ポイント上回る数値だった。これと共に『無法弁護士』は1月に放送が終了した『賢い監房生活』以降、放送されたtvNドラマの中で最も高い視聴率を記録する快挙を成し遂げた。

俳優たちの演技もシーズン2を期待させる要因となった。「勧善懲悪」という枠組みの中で、ちょっと間違えればありきたりに流れてしまうストーリーの中で生きているキャラクターは視聴者の心を掴むのには十分だった。

まず、イ・ジュンギはこれまで様々な作品を通じて築いてきたとぼけた姿と真剣さという正反対の魅力を介して法と戦う弁護士ポン・サンピルを演じた。正義を軸にして、すべての悪行の中心部にいるイ・ヘヨン、チェ・ミンスと対立しながらも揺るがないエネルギーを発散した。

イ・ジュンギと対立していたイ・ヘヨンとチェ・ミンスは前作と全く違うキャラクターで変身を図りながら本来のカリスマを失わず、ドラマの緊張感を最後まで維持した。

前作のtvN『マザー』では母性愛を基盤とした柔らかいカリスマを見せたイ・ヘヨンは柔らかさを脱いで冷徹さを着た姿で、キソン市の頂点に立つ権力者の姿を完璧に表現した。キソン市の「マザーテレサ」という名称をもつほど尊敬される判事の席にいたが、悪の後ろに立ちキソン市を弄んでいたチャ・ムンスクのカリスマはドラマが終わる瞬間まで崩れず、深い印象を残した。

チェ・ミンスも前作、MBC『オー・マイ・ゴッド~私が突然ご令嬢!?~』の中のコミカルさを脱いでカリスマだけを残して自ら命を絶つ最後のシーンまでカリスマを発揮して劇的に緊張感を高めた。

俳優たちの演技と結末は高い視聴率で締めくくられた。上手くおさまったハッピーエンドだったので物足りなさは残っていないが、『無法弁護士』のファンは視聴者の掲示板を通じて『無法弁護士』のシーズン2を要請している。『無法弁護士』は彼らの期待に応えて、ソウルに行ったポン・サンピルとハ・ジェイの話を描くことができるのか注目が集まっている。

『無法弁護士』の後続作の『ミスター・サンシャイン』は、7日の韓国時間の午後9時30分に初放送される。
  • シックニュース アン・イェラン記者 / 写真=tvN画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-07-02 10:54:00




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