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層間騒音で殺人犯した30代「何度も無視され腹が立った」


層間騒音問題で上の階に住む60代夫婦に凶器を振り回した30代は、「下の階に配慮しない行動に腹が立ち、犯行した」と供述したと伝えられた。

この事件を捜査している京畿河南(ハナム)警察署は4日、殺人などの疑いで逮捕して調査中のキム氏(33 / 仮名)から、このような供述を確保したと明らかにした。

キム氏は2日午後5時50分頃、京畿道河南市の23階建てアパート21階のA氏(67)の家に侵入し、A氏と妻(66)に凶器を振り回し、A氏の妻を殺害し、A氏を負傷させた疑いを受けている。A氏は、生命は別状はない状態だ。

キム氏はA氏夫婦との普段の層間騒音問題で良い感情を持っていなかったことが分かった。特に、仕事がなく、主に家にいたキム氏は肺がんを患う母親を介護しながら神経が鋭くなっていた中、層間騒音に我慢できず、このようなことを行ったことが分かった。両親、妹と一緒に住んでいるキム氏は、家族が家を留守中にあらかじめ準備した凶器を持ってA氏夫婦の家を訪ね、犯行したことが分かった。

キム氏は警察で「層間騒音問題について警備室を介して上の階に話をすれば、少しでも是正をするべきなのに、『分かった』と返事だけして何度も無視した」とし、「上の階の人が下の階に配慮しないことに腹が立った」と供述した。警察関係者は、「容疑者の家族は『週末になると上の階で子どもたちが走る音が聞こえた』と話した」とし、「A氏夫婦の孫・孫娘が遊びに来て層間騒音が起こったと思ったものとみられる」と話した。

犯行後、ソウル江東区のあるコンビニ内のATMで250万ウォンを引き出した後、地下鉄に乗ってすぐに仁川に向かったキム氏は、1日半のあいだ隠れていたが、3日午後10時45分頃、仁川のあるサウナで検挙された。警察は調査を終え次第、キム氏に対して拘束令状を申請する予定だ。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-04 11:15:18




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