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ベトナム人船員「非人格的な待遇から船長と機関長殺害」…クァンヒョン号事件


インド洋で船上殺人事件を起こしたクァンヒョン803号のベトナム人船員2人は、普段から仕事ができないと非人格的な待遇をされたという理由で、船長と機関長を計画的に殺害したことが明らかになった。

去る30日に国内に押送されたベトナム人船員B氏(32)とV氏(32)は1日午前、釜山地方法院(地裁)251号の法廷で、拘束前の被疑者審問(令状実質検査)を受けた。

海洋警察はB氏などが先月19日午後11時ころ、インド洋セーシェル群島北側640マイルの海上にいたクァンヒョン号で、ひとりでいた船長のヤン氏(43 / 仮名)の首と腹部などをマグロ処理用の包丁で数回にわたり刺して殺害したと明らかにした。

B氏などは続いて、寝室で眠っていた機関長のカン氏(42 / 仮名)の首と腕・足などを無作為に刺して殺した疑いが持たれていると説明した。体の複数の場所を凶器で刺されたヤン氏とカン氏は、血を大量に流して臓器が損傷して亡くなった。海洋警察の調査結果、ふだんからB氏らは作業に不慣れで遅いという理由で船長と機関長から暴言を吐かれていじめられたことに対して恨みをもち、船に隠して持ち込んだ洋酒2本を一緒に飲みながら犯行を共謀した後、殺人を犯した。
  • 毎日経済 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-07-01 17:31:26




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